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伶菜に気を取られていたとき、
佐野玲於の強い口調に反応した。
一瞬にして、場が静まり返る。
彼は、男性店員を強く睨みつけている。
注意されたのが面白くなかったのだろう。
玲於は立ち上がり、店員に歩み寄る。
そして、チンピラ口調で
店員に文句を言い始めた。
玲 「 こっちは楽しんでるからいいだろうが! 」
玲於の剣幕に、
店員は
困り果てた様子で、
店 「 すみません 」
と頭を下げる。
玲 「 マジで調子乗ってんじゃねぇぞコラ 」
よほど不愉快だったのか、
玲於は本気で怒っている。
険悪な空気に店内は凍りついた。
私も、怖くて止めに入ることができなかった。
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作者名:朱花 | 作成日時:2017年8月26日 17時