*1* 新しい環境 ページ2
今日から中学生になる桜苺は
朝からそわそわしていた
苺が通うことになった中学校は
寮生で、自分の家を出なければならない
母「苺、学校で使う教科書や筆記用具
鞄の中に入れたんでしょうね」
苺「入れたよ、お母さん
朝の用意も終わったし
学校ある場所遠いから行こうよ」
苺と母親は車に荷物を乗せて
自分たちも席に座った
母親が車を走らせて
学校へ向かう
ピンクと白を基調とした
可愛らしい学校が見えた
ここが苺が通うことになっている
夢城中学校である
苺「ここがわたしが通うことになっている
夢城中学校なんだね!」
車から降りた苺が、目を輝かせながら
母親に言った
母「そうよ あー、心配だわぁ」
苺「なんでなの?」
母「苺が一人暮らしできるのかしら…」
母親が不安がるのも無理なだろう
今まで一緒に暮らしてきた娘が
一人暮らしをするのだから
母「まずは学生寮に
荷物を置かないといけないわね」
苺「そうだったね 部屋は115室だったよね」
二人は車から荷物を降ろし
それらを持ちながら、学生寮へ向かった
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作者名:松野リオ | 作成日時:2018年4月12日 6時