episode81［1］ ページ2
A 自室
『ん〜…。』
私は自室で目を覚ました。
(今日も学校か…。)
と思い、起き上がろうとしたときだった。
(おも…。)
身体に重みを感じた。
見てみると…。
ラ「あ、Aちゃん起きた〜？」
カ「遅いです…。」
とカナトくんが目を擦りながら言う。
ア「喉がカラカラだっての。」
そして、アヤトくんは布団をめくる。
『え…！？な…何するの…！？』
ア「決まってんだろ。」
ラ「血を吸うんだよ〜♡」
(う…うそ…！！)
慌てる私。
(朝から3人に吸われたら、貧血になっちゃうよ…！！)
抵抗するが、アヤトくんたちの力には及ばず、そのままベッドに押し付けられてしまう。
カ「抵抗しても無駄ですよ…。」
ラ「そうだよ〜、でもそういうのも悪くないよね〜♡」
ア「あー…もう我慢できねぇ…はぁっ…ｼﾞｭ…。」
『んっ…！』
アヤトくんに噛みつかれた。
それに続いて、カナトくんとライトくんも噛みついた。
ラ「んっ…ﾁｭ…ﾁﾞｭﾙ…。」
カ「ｼﾞｭﾙ…ﾁｭ…。」
『あっ…う…。』
__________
学校 1年 スバル・A 教室
私は机に頭をふせていた。
ス「どうしたんだよ、A。」
『…朝からアヤトくんとカナトくんとライトくんに吸血されて、身体が重いの…。』
ス「っ…！？…あいつら…！」
(…怒らせた…？)
生徒1「ねぇねぇ、今日からここに通う転校生見たー？」
生2「見た見たー！！超イケメン揃いじゃない！？」
生3「それなー！！」
私はイケメンという言葉に反応し、聞き耳をたてる。
(イケメンだと…！？)
生2「1人は、たれ目と黒髪が美しいっていうか…！！」
生3「そうそう！で、もう1人はあの人気アイドルのコウくん！！」
生1「まじ私、コウくん好きなんだよね〜！」
生徒たちは、今日からこの学校に通う転校生の話で持ちきりだった。
(たれ目と黒髪…、コウくん…？)
生1「3人目は、弱々しい見た目なんだけどすっごく可愛い…！！」
生2「あの子天使〜♡」
生3「それな〜…♡」
生1「あ、そういえば、めちゃめちゃ背高い人いなかった！？」
生3「いたいたー！でも、なんかちょっと怖くない…？」
生2「それはわかるかも…。」
(弱々しい見た目…、高身長…。)
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クロウサ(プロフ) - なるほど！？ (9月13日 18時) (
レス) id: 004a3e734e (このIDを非表示/違反報告)
あん-an-(プロフ) - クロウサさん» お気遣いありがとうございます😌落ちは、特に決まっていないですが、今のところは誰とも恋に落ちずに平和に終わる予定です(*´▽｀*) (9月13日 18時) (レス) id: 60d24f0aca (このIDを非表示/違反報告)
クロウサ(プロフ) - この小説の続きが気になります。落ちは、シュウ落ちですか？無理しない程度で更新お願いします。 (9月13日 17時) (レス) @page1 id: 004a3e734e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あん-an- | 作成日時：2023年8月20日 22時
