偽物彼氏。2

偽４９ ページ6

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ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ…………………









チャイムと同時に始まる

朝のホームルーム。









毎っっ回先生の話長くて……
皆聞き流し状態。









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こんなときにやっぱり私の頭に浮かぶのは

匠海の顔で………



にやける口元を必死で隠す。









恋なんてめんどくさいものだと思ってた私が、今はこの通り。





恋って………すごいんだなぁ………









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先生『では、今日も真面目に授業に取り組むように。





あと、日直は今日は仕事あるから、

昼の時間に職員室に来てくれ。』









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………………………わぁ……



普段日直なんて形だけなのに、

可哀想だなっっ、



今日の日直さん！！ドンマイです！！









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柊「………お前、今、

今日の日直さん！！ドンマイです！！









とか、思ってたでしょ。」









うわわわわっビックリした…………









隣の席の柊生が、私の顔をのぞきこんで言った。









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「んー、だって……

今日の日直のひと、かわいそうなんだもん。」









結構真面目に返したのに、

柊生が笑いをこらえられてないみたいに


にっこにこしてる。









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柊「うんっ、んじゃ



ドンマイだな！A♪」









「………………………………えっ………？」









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ヤダヤダ、やめて！！





その言い方っ、もしかして………………









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先生『てことで、よろしくな








今日の日直の…………………………









金崎！！」









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オーマイゴッド！！！

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