偽物彼氏。2

偽４８ ページ5

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「………それでぇ…あの、、







何でついてきたんですかね、、匠海さん？」









匠「……………………………？」









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私と匠海は同じ学年だから、
教室は同じ階にあるんだけど



クラスは正反対の場所にある。









まぁ、だから

今まで匠海のこと知らなかったっていうことでもあるんだけど………………









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なぜか今、匠海が私の教室の前までついてきたんだよね……………









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匠「……………なんでって？」









「いやいや、、だから

匠海のクラスはむこうでしょ？」









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匠「…うん、まぁ









男子がお前によってこないように。」









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へ？！？！？









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匠「………俺はお前を利用してるんだから、


お前も俺を
利用していいってこと。」









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それだけいうと、それじゃ、って

私の頭にぽんって、手を乗っけて歩いて行ってしまった。









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男子がお前によってこないように…………


って、言われて期待しちゃうのがバカみたい。









でも









「/////////////////」









匠海が手を乗っけた頭に

まだ感覚が残ってて









嬉しいって、恥ずかしいって気持ちの方が大きくなる。









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やっぱり、









好きだよ。









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こう言ったら、どうなっちゃうのかな？









全てが終わっちゃうんだと思う。









そう考えると寂しくて









私には言えない。









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柊「………………………っっ、









A、行くぞ」









そう言った柊生が



悲しそうな顔をしてたのは




気がつかなかった。

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