偽物彼氏。2

偽６０ ページ19

匠「ボソッ))…あれ？


言ってなかった……………け？」









.









「ボソッ))言ってない！！

ぜっったい、言ってない！！！」









.









.









もう…私は何がなんだか

わかんないっていうのに









んー？って顔してる匠海。









.









.









匠「ボソッ))…………

この女に、バレそうになったの。







俺らの関係をこの目で確かめるって…









だから……今日は我慢してくれ……ごめん。」









.









まぁ……大体は分かった。









このお出掛けは、もちろんデートなわけなくて、

嘘を隠しとおすためのもの。









それでも、我慢なんてことなくて





匠海といられるのならいいや、


っておもうのは、可笑しいことかな？









.









.









.









.









愛「北村君たちっ！


どうしたの？早くぅー」









.







「…ううん、何でもない！


今いくっ」









少し歩いてた愛ちゃん達のところへ



私は匠海の手を掴んで走っていった。









どう考えても匠海のことがすきな…









愛ちゃんのところにね？

偽６１→←偽５９

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す