偽物彼氏。2

偽６３ ページ23

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先行っちゃう、匠海のことは
いやだけど





隣にいる矢部くんが、気をきかせてくれてるのか、

こんな私にいっぱい話しかけてくれて

面白い話してくれて

おまけに趣味とかもおんなじで

会話に花が咲く。









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昌「それで、俺のオススメなんですけどっ」









「うんうんっっ！」









「この近くにある…………









あ。」









「…………？」









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ずっとニコニコで話してたのに、

急に矢部くんが、前を見て

止まるから






私も矢部くんの視線をおってった。









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「……………匠海……。」









匠「………ちょっと来て。」









「…おわわっ、！」









匠海がなんだか

深刻そうな顔して、私の腕を掴んで

匠海の方に寄せるから





勢い余って、匠海の胸に埋まった。









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そのまま無言で引っ張られたまま

歩き続ける。









「…ちょ…ちょっと！！


どうしたのっ、、」









匠「………






さっき、愛ってやつがしつこくて





早く歩きすぎた。手も……

離した。









ごめんな？」









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私の方に振り向いた匠海の顔は


凄い反省してて








実はさっきまで怒こってたけど

そんな顔したら……



許しちゃうじゃん。









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匠「……………でも、







お前は俺の彼女。









矢部ってやつと









仲良くしすぎ、近すぎ。」









「…………え！？」









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匠「…てことで、お化け屋敷な。」









はああ！？！？







え、何で？この流れで？




お化け屋敷！！！？？？

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