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海「はい、話してくれてありがとう」



椅子に座りパソコンをじーと見つめる小笠原先生




海「そうだな、入院するか」


「えっ?」



海「たぶん家に帰ったらストレス溜まって時期に禿げたりするかもよ?笑、嫌でしょ?」



コクリと頷いた



海「お兄さんや、弟さんにはAちゃんに言うようなこと言う?」



「兄に、は」



海「お兄さんはその時どうしてる?」



「言い返したり」



海「そっか、Aちゃんは?お母さんに怒られた時は?」



「特に」


私は母の言いなりでしかない、物みたいに扱われて反発も出来ない、ダメな人間



海「分かった、頑張って話してくれたね、ありがとう」



ほんとだなんで喋れたんだろ

先生はイケメンでその上歳上だから話すのには最低で1.2週間かかりそうだと思っていたのに



海「じゃあお母さんと2人で話すね、呼んできてくれる?」




私は小さくお辞儀をして席を立った

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作者名:撫紫子 | 作成日時:2019年2月21日 8時

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