episode4 ページ5
少年side
声が聞こえるうちに……と思い、どんどん進んでいくと、人がたくさんいるところに出た。
どこを見ても、見知らぬ景色、見知らぬ明かり……何もかもが初めてで、とても興奮した。
多くの人でごった返している街。
とにかく、誰かにぶつかったりしないように……としているうちに、来た道に戻ろうとしても、どこから来たかすらわからなくなってしまった。……それに、森の入り口なんかもいっこうに見つからない。
ただわかることは、自分が今、くまのぬいぐるみが飾ってあるお店のショーウィンドウの前で、くまを見つめては、今はいない姉のことを思い浮かべては、再び泣きじゃくってしまっていることだけ。
そんななか、ふと頭上から温かみのある声が聞こえ、ばっ と顔をあげた。
｢ぼく、どうしたの？迷子？｣
＿＿＿この時、声をかけてくれた人こそ、後に吸血鬼たちのエサとなる人間―――小森 ユイ。
彼女は、その後、二人で一緒に
その為、一時的に親が見つかるまでの間、ユイさんが僕を引き取ってくれることになった。
｢私の名前は、小森ユイ。あなたの名前は？｣
『……僕の名前は、逆巻 ハヤテ。これからお世話になります。ユイさん』
｢うん！これからよろしくね！ハヤテくん！｣
簡単な自己紹介を済ませた後、一通り今までの暮らしをお互いに話し合った。
その話し合いの末、
一緒に生活するにあたって、苗字が異なると何かと不便なので、僕は、この日から"小森 ハヤテ"となった。
(少年sideエンド)
ーーーーー
追記です！
読んでくださっている方、お気に入り登録をしてくださっている２名様ありがとうございます！
更新・勉強の励みになります！！
ここで、一つお知らせがあります。
名前設定についてです。
読み始めの時に、お名前を入力してから読んでくださっていると思うのですが、
そこは使わず、新たに登場人物設定の場を設けました。
なので、読んでいらっしゃる方が女性であれば、姉の方に。
男性であれば、弟の方に名前を”カタカナ”で入力することをお勧めします。
カタカナ入力か否かは読者様にお任せいたします。
強制ではないので、参考までに。
2017/01/27(土)14:40 シャラルー☆
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シャラルー☆ - ショコラさん» 読んでいただきありがとうございます！ ご指摘感謝します!!"使い魔"直しておきます!!これからもよろしくお願いいたします!! (2018年2月17日 10時) (携帯から) (
レス) id: 0c3426b0a6 (このIDを非表示/違反報告)
シャラルー☆ - 陽さんさん» 読んでいただきありがとうございます！続きが気になるなんていっていただけて光栄です。更新頻度が非常に少ないですが、これからもよろしくお願いいたします!!最後にコメント、ありがとうございます！ (2018年2月17日 10時) (携帯から) (レス) id: 0c3426b0a6 (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ - (つかいま)は使い魔ですよ(たぶん) (2018年2月16日 18時) (レス) id: f3e751e54e (このIDを非表示/違反報告)
陽さん(プロフ) - 続きが楽しみです！ (2018年2月16日 17時) (レス) id: 52233b7c95 (このIDを非表示/違反報告)
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