Agápē ページ22
ドーントレスに乗るとジャックは捕らえられ、エリザベスはウィルを助けるように頼んだが思うようにいかない。
「 でもウィルを助けなきゃ! 」
「 ダメだ。お前とAは見つかった。このままポートロイヤルに戻る。海賊を追いかけるのはおしまいだ。」
『 ウィルを見殺しにするおつもりですか? 』
エリザベスとAが必死に訴えるが、どうやらウィルが海賊行為に走った事で助けるという選択肢はないらしい。
「 私のためよ!私を助けるために! 」
「 僭越ながらプロとして言わせていただくと、ブラックパールは戦いのあと排水口辺りまで傾いてたし、それほど速度が出るとは思えない。 」
男を上げるチャンスだというジャックにノリントンは"人に尽くすべき軍人である。"と言い、背を向けて階段を登り始めた。
「 提督閣下お願いです。私のために、結婚の記念として。 」
「 エリザベス。お前閣下のプロポーズをお受けするのか。 」
「 …お受けします。 」
すると、階段を降りながらノリントンが言う。
「 スパロウくん。その2人が艦長室へ案内するから死の島への航路を教えたまえ。
その後は旅を終えるまで"死者の沈黙"と言う言葉について良く考えるんだ。
どうだね、分かったか。 」
「 …はっきりと分かりました。 」
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すずりんな(プロフ) - ねこねこさん» コメントありがとうございます!応援とても嬉しいですし、もちろん励みになります!気まぐれ更新ですが、この作品をよろしくお願いします! (2017年8月11日 0時) (レス) id: c5d7fb941e (このIDを非表示/違反報告)
ねこねこ - 面白いです!励みにならないかもしれないのですが、これからも頑張って下さい!応援してます! (2017年8月10日 23時) (レス) id: 07a999bad8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すずりんな | 作成日時:2017年7月15日 19時