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Lucifer ページ21

それから火を炊き、2人が持ってきた酒を飲み明かした。ジャックの過去の話とともに。
夜が明けジャックが眠りに落ちると、エリザベスは酒を燃やし始めている。




『 酒を燃やして助けでも呼ぶつもり? 』
「 ええ。提督が探しているはずだから。 」





でもそうなると、ジャックが危なくない?という声も黙々と酒を燃やすエリザベスには聞こえてないらしい。
するとジャックが目を覚ました。




「 おいおいおい!何してる!? 」
「 素敵な紳士をダメにするお酒を燃やしてるのよ。 それに、この火で船が気が付いてくれるかもしれないでしょ。今頃提督が私を探しているはずよ。 」





酒を燃やし終わったエリザベスは、ひたすら船が来るのを待っている。
その間ジャックは何かを探しに島を歩き回っていた。ぶつぶつと文句を言いながら。





『 どうする気? 』
「 どうするもこうするも、どうしょうもないだろ。 と言うより、お前はどうする気だ?全てが片付いた後。 」





どうしようもないとは言いながら、まだブラックパールを諦めた訳ではないようだ。





「 提督の妹に戻るか、俺と来るか。 」





ジャックがそう尋ねると、Aはニコッと笑って言った。





『 私がいないと寂しい? 』
「 …さあな。でも、俺は戻ってきて欲しいと思ってる。 」
『 そっか。 』




Aがジャックからの質問の答えに戸惑っていると、ドーントレス号が見えた。





『 あ…ほんとに来た。 』
「 あのオンナがまた図に乗るな。」

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すずりんな(プロフ) - ねこねこさん» コメントありがとうございます!応援とても嬉しいですし、もちろん励みになります!気まぐれ更新ですが、この作品をよろしくお願いします! (2017年8月11日 0時) (レス) id: c5d7fb941e (このIDを非表示/違反報告)
ねこねこ - 面白いです!励みにならないかもしれないのですが、これからも頑張って下さい!応援してます! (2017年8月10日 23時) (レス) id: 07a999bad8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:すずりんな | 作成日時:2017年7月15日 19時

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