Misty Purple ページ18
『 約束、守れそうにないな…。 』
他の海賊達が攻撃の準備をしている中、ジャックと牢にいるAはそう呟いた。
「 無理に守らなくたって良いんじゃないか？どうなろうと結果的に守れてりゃそれで。 」
『 …そう思う？ 』
「 ああ。少なくとも、昔のお前はそうだった。 」
Aはジャックの言葉にそうね。と微笑むと何かをポケットから出し、鍵穴に差し込んだ。
「 何してる？ 」
『 ここから出るタイミングなんて今しかないでしょ？これで開くかは分からないけど…わっ。 』
案外簡単に開いた牢の扉。丁度その時バルボッサが攻撃の命令を出したところだった。
2人はこの戦いに紛れ、アンカーでインターセプター号へと戻ろうとしている。
『 2人ってあり！？ 』
「 ありだ。行くぞ。…うおおおお。 」
そして、着地。…といきたいところだが、残念ながらインターセプター号にいた1人を突き落とし、その反動でブラックパール側へ。
しかし勢いがあったのか、またインターセプター号へ戻り、今度は無事着地。
着地して目の前にいたギブス。
「 ジャック！A！ 」
「 空っぽだ。 」
名前を呼び駆け寄るギブスそう言うと、酒の入っていないボトルを返した。
そして、ジャックはエリザベスを捕まえ問う。
「 メダルはどこだ？ 」
「 だれが…。 」
「 …愛しの彼はどこ？ 」
すると、何かを思い出したのかエリザベスはウィルを探しにどこかへ行ってしまう。
ジャックとAは猿が金貨を持っているのを見つけ追いかけたが、気が付けば金貨は 猿と共にバルボッサの方の上。
エリザベスも捕えられていた。
「 ありがとうジャック。」
「 良いって。 」
「 お前じゃない。この猿をジャックと呼んでいてな。 」
その神経良く分からない。と、Aはなんとも複雑そうな顔したが、ジャックも同じ表情をしていた。
そんなことはお構い無しに、ブラックパールの船員へ金貨を見せている。
「 諸君！希望を取り戻したぞ！ 」
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すずりんな(プロフ) - ねこねこさん» コメントありがとうございます！応援とても嬉しいですし、もちろん励みになります！気まぐれ更新ですが、この作品をよろしくお願いします！ (2017年8月11日 0時) (
レス) id: c5d7fb941e (このIDを非表示/違反報告)
ねこねこ - 面白いです！励みにならないかもしれないのですが、これからも頑張って下さい！応援してます！ (2017年8月10日 23時) (レス) id: 07a999bad8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すずりんな | 作成日時：2017年7月15日 19時
