Blue Light ページ16
「 お前ら、違う奴を連れてきやがったな！ 」
「 …そんな。だって歳近いし…金貨持ってたし…。 」
「 苗字はターナーだって言ってたし…。 」
ピンテルとラゲッティが弁解している間に、エリザベスはウィルと手錠を解いた後合流したAに助けれていた。
そして、エリザベスが居なくなったことに気が付いたバルボッサ。
「 女とAがいない！！ 」
「 何をボサッとしてる！女どもを探せ！！恩知らずの役立たずども！！ 」
バルボッサがそう叫ぶと、海賊達が島を探し始める。
その頃、ウィル達はインターセプター号へと向かうため海へ出ようとしていた。
Aはとっくにジャックがいないことやウィルがジャックを裏切ったことに、気が付いている。
だからこそ珍しく迷っていた。
『 …エリザベス、ウィル。先行ってて。 』
「 A？ 」
『 大丈夫、すぐ追いつくわ。 』
そう言い、島へと消えていったAを数秒見つめていた2人。
エリザベスは何の事だか分からない様だが、ウィルは予想できた。そして、当たっている。
『 ジャック？あんた頭でも殴られた？ 』
「 正解。 」
『 そんな場合じゃないでしょ。立って。 』
Aとジャックが島から逃げようとすると、そう上手くは行かず囲まれた。
「 あんた…死んだはずだろ…？ 」
「 俺、生きてる？ 」
そして、銃やら剣やらを向けられているジャックとA。
「 パラレイ！ 」
『 …パーレイでしょ。 』
「 お〜そうだ。それだ。パーレイ！ 」
「 パーレイだ？全く、ぶっ殺してやりてえよ。パーレイなんて考え出した奴！」
「 …じゃあフランス人を狙うんだな。 」
すると、バルボッサが奥から出てきて言った。
「 ジャック･スパロウ。
また会えて嬉しい。一体どうやってあの島から脱出したんだ？ 」
「 おあいにくだな。あのちっぽけな無人島に俺を置き去りにした時、お前は大事なことを忘れてた。
…俺がキャプテン･ジャック･スパロウだって事をな。 」
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すずりんな(プロフ) - ねこねこさん» コメントありがとうございます！応援とても嬉しいですし、もちろん励みになります！気まぐれ更新ですが、この作品をよろしくお願いします！ (2017年8月11日 0時) (
レス) id: c5d7fb941e (このIDを非表示/違反報告)
ねこねこ - 面白いです！励みにならないかもしれないのですが、これからも頑張って下さい！応援してます！ (2017年8月10日 23時) (レス) id: 07a999bad8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すずりんな | 作成日時：2017年7月15日 19時
