「「「私達の/僕達の日常！」」」5！ (ページ26)

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零「192。」ページ26

零サイド

零「僕の選択は…死、です」

？「そっか♪じゃ、君はここで終わりだね。」

零「はい♪後は頼みましたよ～？紅莉先輩！」

紅莉「…バレちゃったか」

零「当たり前ですよ？どれだけ後輩してると思ってるんですか♪」

紅莉「じゃあ…」

零「早く殺してくださいよ♪」

紅莉「本当に、いいんだよね。」

零「of course！はーやく♪」

紅莉「…ごめん…」

零「blood kingなんでしょ？殺してくださいよ♪」

紅莉「殺せ…ないや…」

零「なんでですか？」

紅莉「…本当に死にたいの？
…瞳は正直だよっ…？」

零「何言ってるんですか？
紅莉先輩はいっつも弱いフリして僕らの上を行くんですから～」

紅莉「違う！」

零「？」

紅莉「なんで泣いてるの！なんでっ…逃げてるのっ！」

零「…ほーんと、僕の周りには世話焼きがいっぱいだな…少しここにいさせてください。」

紅莉「…理由は？」

零「なんで自分から突き放した相手に面と向かって会わなきゃいけないんですか…
…絶対僕のことなんか嫌ってるでしょ？」

紅莉「お願い…行って…」

そして、

トンッと背中を押され、

僕は“生”の方へ落ちた
＿＿＿＿＿
坂田サイド

ピッ、ピッ、ピッ、

ピーッ

坂田「…え？」

機械音が長引いた

心電図は直線上で動いてない

俺はその場にへなへなと座り込んだ

綺羅夜「う…そ…」

銀河「…ドッキリのつもり…？」

真央「…帰ってこいよ！零！なぁっ！」

坂田「うらさっ…まーしぃっ…センラっ…luzくんっ…ぷすくんっ…さとみくんっ…
零はっ…なんのっ…冗談っ…なん…？」

志麻「…坂田…？」

坂田「っ…うわぁぁっ！」

うらた「っ…零は帰ってくるからっ…信じろって！」

luz「落ち着いてさかたん！」

センラ「坂田！お前が取り乱してどうすんねん！」

さとみ「零なら大丈夫って！帰ってくるから！」

ぷす「ナースコール！急いで！」

坂田「零はっ…なんでっ…」

ピーッ

＿＿ピッ、ピッ、ピッ、

坂田「っ…？！零！零！」

こんなこと…医学上ありえへんやろ

けどその奇跡に今は

＿＿縋るしかないんか？

医者「緊急手術を行います！まだ月懸さんは助かるかもしれないです！」

坂田「お願いしますっ…！」