「「「私達の/僕達の日常！」」」5！ (ページ21)

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紅莉「187！」ページ21

紅莉サイド

創麻「あ～…」

紅莉「創麻？どうした。」

創麻「零さんが壊れました。」

罪歌「うわっ…めっちゃ泣いてる」

奏莉「スカーレットのリーダーなのに？弱…」

紅莉「…！零ちゃんも…辛いと思うよ？実際今日も学校休んでるらしいし」

罪歌「ふーん…てか、なんでこんなに悩むんだろ。」

紅莉「さぁ…さっぱりわかんない」

創麻「過去を知ってるのに、ですか？」

紅莉「うん。どうしようか…」

奏莉「勝手にさせときなよ。
スカーレット、そんなに強くないと思うし」

？「…それは、違うと思う。」

罪歌「真央！」

真央「…紅莉がなんでここにいるかは深く追求しないけど…
…奏莉さんの言葉にちょっと…ね？
確かに君達は“殺し屋”の世界一
…でも俺らは“犯罪グループ”の世界一。」

罪歌「ハァ？世界一の犯罪グループはblood fruitさんだろ？」

真央「…それが俺らだよ。
…俺はダイヤ兼strawberry
…綺羅夜がクローバー兼lemon
…銀河がスペード兼grape
…零がエース兼orange。」

罪歌「…そんな情報、教えていいのか？」

真央「…どっかの神様みたいに馬鹿じゃないからな。
嘘か本当かは君達が見抜くといいよ。」

紅莉「…真央、零ちゃんは…あれでいいの？」

真央「…あれ？それはなんだ。」

奏莉「紅莉から聞くに、関係ある人の連絡先を消してるとか…」

真央「…それくらい、普通だよ」

創麻「え？」

真央「…零は、このままじゃ…いや、
手遅れだなぁw」

紅莉「っ！笑ってていいのか？！」

真央「アハハッwww
元々あいつはそういうやつだよ？
…先輩の癖に偽りも何も見抜けないなんて…」

罪歌「っ！テメェ！！」

真央「…面倒ごとに巻き込まれたくないんでね。俺はこれで。」

＿＿＿＿＿“偽りも何も”

…じゃあ

あの時に

私を止めてくれた

零ちゃんは

“偽物”？

奏莉「…深く追求しなくていいんじゃない？」

紅莉「…うん。今日は帰ろ？私も帰るよ」

帰宅後～

とは言ったものの…

…見抜けないのはそっちじゃない？？

どうせ皆自分が最優先なんだよ。

…まぁ、赤の他人に興味無いけど…

あいつらが壊れようが信用が無かろうが

あいつらの勝手だよ。

…中々汚ぇ性格してんなぁ…？

正直飽きてきたなぁ…

駒(オモチャ)にも…

紅莉「あいつらがその気なら私らだって手加減しねぇし。」