「「「私達の/僕達の日常！」」」7！ (ページ1)

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？/？「254」ページ1

？サイド

…おはよう

遅いね、おはよう

ごめんごめん、どれくらい寝てた？

5年ほど

そんなに寝てたんだ

見て、みんな成長してる

ほんとだね

あ、見て。ハートだ

また泣いてるね

…救わないと

ダメだよ

なんで?

私達には彼女達を救う権利はない

…そうかな

私達は変われないんだ

いつまでその罪を背負うつもり?

ずっと背負う…

…俺達がしたことは許されない

それは一生かけて償わないと

…そうだね

…行こっか

行こうか。

罪を償いに
＿＿＿＿＿
？サイド

空は少しくらい

影の俺にぴったりな空だ

？「こんちゃー」

？「わー、血の涙だー！」

零「っ…誰ですかっ？」

？「あー初めまして。影夢(かげむ)だよ～」

？「陽夢(ようむ)でーす！」

紅莉「っ！何者？！」

影夢「さー？何者だろう」

陽夢「何者かなんてずーっと昔に忘れたよ。」

罪歌「どういうこと？」

影夢「俺達の存在に今、意味なんてない」

陽夢「数億年前、誰も知らずに消えた御伽噺の主人公だよ」

杏奈「…は？」

影夢「とりあえず…君はその赤い涙が流れないようにね。陽夢。」

陽夢「うん」

陽夢が呪文を唱える

すると

杏奈「…あれ？涙が…止まった…」

陽夢「それはよかったね」

影夢「やっぱり俺達、彼女達を見てきた甲斐があるよ。」

陽夢「うん。」

96猫「見てきた…？」

影夢「俺達は君たちをずっと見てた」

陽夢「君達が産まれる前、まだ君達が親のお腹でおねんねしてた頃からね」

零「…僕らになんの用があるんですか」

影夢/陽夢「罪を償いに来たんだ」

罪歌「…！」

陽夢「君は気づいた？」

影夢「今、君のシナリオにはなかったことが起きてるよね」

陽夢「私達は君たちのシナリオを崩した張本人」

影夢「その罪は一生背負わないとね」

そして俺達はその場から消えた