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「まって、出来たんじゃない？」
【いえーーーい！】
「以上snowmanでした」
曲が終わると同時に辰哉が気づく
それに喜ぶ、康二と照を横目に
大介がカメラに締めの言葉を言っていたので
手を振っておく
「決まっちゃったよ」
「一発成功出来たね」
「高速をやりましたが、もう少しいけませんか？」
辰哉の言葉で流れ出したのは、2倍速で流れる音
これは、中々……大変そうだなぁと聞く
各々曲を聴いて振りの確認をしているけど
俺はただ聞くだけ。
「どんなもんか」
「はい、どんなもんかを」
とりあえず、やるだけやってみようか！ということで
隊列を組む。流行りネックなのは走るところ
あとは、間奏の入りのテンポを間違えると遅れるかなぁ……と気がかりなところを思い浮かべる
「まって、これ普通に行けそう！」
「これに慣れちゃダメだよ？」
「いこうぜ！神の領域へ！」
そうして二倍速でやってみると。
「あーーー！」
ラウールの悲鳴が聞こえたのは
懸念点していた間奏部分だった
少し遅れるとドミノ倒しのように半テンポ遅れていく何とか間に合ったけど、ギリだなぁ
「あー、ちょっ、」
「えっ、惜しくない？」
「いや、惜しっ！！」
「もう1回やりたい！」
「練習したらいけるね」
どうやら、相当悔しかったのかもうやることは無いであろう2倍速での振りを練習をするというのだ
「これの練習いる？」
照も同じこと思ってくれてきたようだが、その言葉も虚しく、躓いた間奏部分の振りを確認する
照の方が余裕があったからその言葉を聞くことにした
口々に悔しかったことを零している。
今の振りを撮っていたもので確認する
「柊も何気に出来てたね」
「振り何個か簡略化したからわお手本には向いていないかな？」
「だけど、そこを判断できたのはすごいよ｣
「ありがとう」
「やったの初めてじゃない感じもしたけど」
「振り確認とかでたまに倍速でやっているんだよ。これ、内緒にしておいてね？」
そして少し練習をして再チャレンジ
「音よりも速く動く」
「ぬははは！聞きました？今の名言！」
「これでいこう」
「いけるいける！」
再挑戦した2倍速
照が教えてくれた間奏の所は、しっかりと追いつき
無事に成功
「はい、ありがとうございました」
「きたね」
「トレーニングにはいいかも」
「snowmanにできないことは無い！」
「こう力を合わせて今後も色々チャレンジして行きたいですし倍速Storiesやってみてください！以上！｣
【snowmanでしたー！】
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作者名：りんご | 作成日時：2023年2月16日 10時
