誰かこのぶりっ子悪女なんとかしてくれ。【ハイキュー】

　第31話 ページ32

A『えっと、なんで私がミスコンに出ないといけないの…？』







自称姫めっちゃ可愛い訳じゃないけど、地味メイクしてる私だとさすがに負けるし……







姫｢私の方がこの部活に必要とされてると思うんですよね〜、先輩みたいにブッサイクじゃないし！｣








ブッサイクなのは地味メイクのせいだけどね！





それにマネージャー全然やってないやつが何言ってくれてんのよ。







姫｢だからもし先輩が負けたらこの部活やめてください｣







やーだねっ！
　




誰がミスコンなんか出るもんか。







姫｢まあ私も鬼ではないので先輩にハンデをあげますよ！｣







A『ハンデ……？』







姫｢先輩の代わりに先輩の友達がミスコンに出てもいいですよ。きっと地味先輩の友達も地味女なんだろうけど！｣







私、絶対ミスコン出ないからね？


　


出るメリットとかもないし。






A『申し訳ないけど私、ミスコン出ないかr…』






姫｢みなさん聞いてくださぁ〜い！私と先輩でミスコン出て、勝負しちゃいますっ！楽しみにしてくださいね〜♡｣







は？





何ゆうてんのこの子？





　


侑｢如月さんミスコン出るってほんまか！？｣







A『いや、違いま……』

　





姫｢本当ですよっ！先輩か先輩の友達がミスコンに出て私と勝負してもらいます！先輩の応募用紙もう出してきました！｣



　

　

いや、何勝手なことしてくれてんの？






こういう時だけ手際がよろしいね、自称姫。








角｢へぇ〜、面白そうじゃん｣






治｢うちのマネが二人とも出るとはなぁ｣







だから出ないってば！







北｢如月、ほながんばってな｣






A『はい、がんばります。』













あ、間違った。







姫｢それじゃあ先輩、楽しみにしてますね！｣


　





嘘でしょ……






本当に私、ミスコンに出ることになっちゃったの……？

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