30話 ページ30
「お邪魔しまーす、リカバリーガール。」
「おや、アンタまた来たのかい。」
「えぇ！ミッドナイトにここで爆豪くんが寝ていると聞いて！！」
「......そうかい。爆豪勝己ならあそこのベッドで寝てるよ。」
...そう、私がまたここに来たのは他でもない。
もっとアップで爆豪くんの寝顔を撮るためだ！
ぐへへへへへへ...
滅多に見ることの出来ない爆豪くんの寝顔...
爆豪くんに恋をしている身として、このチャンスを逃す訳にはいかない！！
リカバリーガールが言っていた通り、
爆豪くんは奥のベッドで少し眉間にシワを寄せて眠っていた。
やはり、納得のいかない試合だったのだろう。
私の予想では、この後爆豪くんが起きたら大暴れする筈だ。
「ぅ、ん...半分野郎...」
なんと、うなされて轟くんの寝言まで言っている始末だ。
私は起動させていた録音機をそっとしまって爆豪くんの頭を撫でてみる。
「おぉ...意外と柔らかい...」
ツンツンとしている見た目とは裏腹に、柔らかくてふわふわした触り心地に思わず目を見開いた。
「うんうん...良く頑張ったねぇ...爆豪くん...」
爆豪くんに意識があれば殺されるだろうか。
それでも、爆豪くんの眉間のシワがだんだん無くなってきたので、嫌では無いのかもしれない。
「爆豪くんの性格も、もう少し柔らかければなぁ...なんt」
「誰の性格がなんだって......？」
「あ。」
爆豪くんが撫でられた感触で起きてしまったらしい。
「いや、これには訳があって、ほら、爆豪くんうなされてたから、母性本能がくすぐられたというか、爆豪くんが好きだからというか...」
「...ほぅ...死ぬ覚悟は出来てるんだろうなァ...？」
「いや、辞めて爆豪くん痛い痛い痛い痛い！！リカバリーガール！助けて！！」
「神様からのバチが当たったんだよ...ほら、もう表彰式だろう、行った行った。」
「え、もうそんな時間！？じゃあね！爆豪くん、また後で！」
バタンッ！
「...アンタ、耳赤いよ。」
「あ"ぁ"！？うるせぇよクソババア！！」
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羽佳(プロフ) - ゆいさん» ありがとうございます。そう言って頂けるととっても嬉しいです！更新頑張ります！ (2019年1月12日 8時) (
レス) id: fe82e30b86 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - めちゃくちゃ好きな小説です！！更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (2019年1月9日 1時) (レス) id: ce6dc2fdb2 (このIDを非表示/違反報告)
桜酒 - 四季ラムネさん» ん？？？相澤先生のたんじょーびは１１月八日だぜ？？ (2018年11月11日 9時) (レス) id: 7715cc5acc (このIDを非表示/違反報告)
羽佳 - ？何か別の方と間違われていませんか？私は今日誕生日ではありません。この小説を見ていただいている分際で申し上げにくいのですが、誕生日も大切な個人情報ですよ。大切になさって下さい。 (2018年11月7日 20時) (レス) id: fe82e30b86 (このIDを非表示/違反報告)
四季ラムネ - はぴば (2018年11月7日 20時) (レス) id: dfc9865b06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羽佳 | 作成日時：2018年11月3日 15時
