番外編�� ▽Face to face ページ47
割と沢山の方が出てくるので、夢主さんと天月さん以外の方は、頭文字を会話文の前に置きます。
ｰ
『えぇと…まふくん、？』
ま「はい！まふくん！可愛いね！」
多分私よりも貴方のが可愛い気がするんですがね…。
ズラっと揃った顔が良い方々に若干たじろぎながらも、翔太の友達だから、と言い聞かせて落ち着いた。
こうなった経緯は、翔太が打ち合わせなものの、私が休みだからと無理やり連れ出されたからだ。カオス。
『…で、そらるさん』
そ「はーい」
『………る、るす、くん』
る「あたりー！」
『うらたん』
う「俺1番覚えられてる。やった」
「調子乗んな僕が1番だし」
う「こわ」
だって…この中で1番最初に知り合ったのうらたんだもん。だいぶ歳上なのにうらたん呼びを強制された私は、若干恥ずかしながらも迷うことなくそう言った。
『せー……せん、せん…らさん』
セ「良かった…覚えられとった…忘れんといて!?」
『すいません…』
人の名前覚えるの苦手なんですもん！
そう抗議するわけもなく、センラさんの隣の方に視線を移した。
『…さっ、さかたくん』
さ「さかたん！！」
『さかたん！』
さ『せーかい！』
可愛い。弟に欲しい。守ってあげたい。
『しっ、しまくん！』
し「正解！ お兄ちゃんって呼んで??」
「ちょっと」
し「はい」
翔太がにっこりと微笑んだ。見てはいけないものを見たような気がしてすっと顔を逆向きに逸らす。お兄ちゃんと呼ぶのはよそう。
『…なるせちゃん？』
な「うん！これで友達だねっ、だいしんゆー」
ぱっちり大きな目を細めて、可愛らしくそう言う彼…彼女…？
可愛い口調とは裏腹に、口から出る声はとても男らしい。ギャップにやられながら、全員制覇したことに喜んだ。
「ね、ね僕は？」
『しょーた』
「せいかーい！」
イチャつくな！なんてヤジが飛ぶ中、笑いあった私達。
そこから人が変わったように真剣に打ち合わせに取り組む翔太に今更惚れ直しながら、薬指に光るリングに照れつつ、しっかり横を離れないまま作業を見ていた。
__
そ「じゃな。Aさん喧嘩したら家に来なよ」
う「はいはい。人の彼女とんなよ」
る「んふふ、かわいー」
1人だけ会話にまじり切れてない方いらっしゃいますけど。
そんなツッコミは口に出さず、困ったままゾロゾロと出ていく皆を見送った。
扉が閉まった後、大好きな匂いが鼻を掠める。
「…色んな人と話してて嫉妬した。可愛いんだから危機感持ってよね」
まだまだ、弄ばれています。
番外編�� ▼Laughing with you→←▽Growth
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まか@書き方迷子(プロフ) - 褓さん» ありがとうこざいます頑張ります！(笑) (2020年3月14日 22時) (
レス) id: 840e879cf9 (このIDを非表示/違反報告)
褓(プロフ) - つい先程読み終わりました！笑 続編の更新をも気長に待ってますね！ (2020年3月14日 22時) (レス) id: 8689638df7 (このIDを非表示/違反報告)
まか@書き方迷子(プロフ) - 褓さん» コメントありがとうございます！ それは良かったです…。続編もよければ読んでいただけると嬉しいです！ (2020年3月14日 22時) (レス) id: 840e879cf9 (このIDを非表示/違反報告)
褓(プロフ) - 初めまして、コメント失礼致します。。久しぶりに小説読んでキュンキュンしました（ ; ; ）2人の初々しさが堪りませんでした…！！ (2020年3月14日 22時) (レス) id: 8689638df7 (このIDを非表示/違反報告)
まか@書き方迷子(プロフ) - Noel*26さん» 天月くんなら娘溺愛して甘やかすやろなぁ…っていう偏見で、普通の“ちゃん”より“ちゅわん”のがしっくりくるなって決めつけました(笑) ありがとうございまぁあああぁあぁぁぁぁぁぁあth (2020年3月6日 21時) (レス) id: 840e879cf9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まか@書き方迷子 | 作成日時：2020年1月2日 10時
