温かい感覚 ページ21
昨日は結局リビングに雑魚寝していたメンバーとハル
皆にブランケットなどをかけて
私とミンくん、ウクちゃんは各々の部屋に戻った
まだ明け方
私の部屋をノックする音が聞こえた
「んっ？…はい」
顔を出したのはドンへで
「そのまま！そのままでいいよ！」
ベットの中に居た私の隣までやってきた
「ドンへもう行く時間？」
「うん！そろそろいかなくちゃ！今日、撮影終わったら連絡するね！楽しみにしてるから…。」
「うん！私も楽しみにしてるね！あっ、その前にぎゅったんと出かける事になったんだ！」
「そっか楽しんできてね！…じゃあ行ってくるね！」
「玄関まで一緒に…」
「ここで良いよ！もう少し寝れるから…あとでねA」
ドンへが私の頭を撫でて出て行った
頭に残るドンへの感覚
メンバーからのスキンシップもオッパ達からのハグもポッポも嬉しいけど
やっぱりドンへが触るとこだけは別な温かみをもつ
アイドルとペン…踏み込んではいけない領域がある
いくら良くしてもらってるからと言って
そこを超えてはいけないような気がする
オンマからは
「本当にうちの娘になってほしいわ！ドンへじゃ不満ならドンファでもいいのよ！」
と言ってもらえて
(ドンへに不満なわけなじゃん)
と心の中では思った事もあった
でも、そんな気持ち表には出すことも出来ない
それを出してしまったらドンへが困ってしまうから
今までの、この関係をいとも簡単に壊してしまうから
この気持ちはちゃんと胸にしまっておこう
そんな事を考えながら
深い眠りに落ちて行った
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作者名：ゆう | 作成日時：2015年11月25日 23時
