大きなツリー ページ12
クリスマス・イヴ
今日は宿舎でクリスマスパーティ
朝から準備に大忙しだった
ウネと８３lineは朝からお昼まで仕事
私はウクちゃんとミンオッパとお買いもの
ハルはぎゅったんとイェソンオッパ、カンインオッパと一緒に
部屋の飾り付け
ハルはこの日を本当に楽しみにしていた
「お母さんサンタさん来るかな？僕のおうち煙突ないから入ってこれないよね？」
「ハルのおうち以外にも煙突がないおうちたくさんあるから大丈夫だよ！」
「そうか！じゃあ僕のおうちにも来るね！良かったぁぁ」
ある日の会話を思い出しては
私もなんだかウキウキした
「ヌナ、重くない？」
「大丈夫だよ！ありがとうウクちゃん」
三人でたくさんの荷物を抱えながら
宿舎に戻る
「ただいま〜」
部屋に入ると
クリスマス一色に染まったリビング
あの日から久しぶりに来た宿舎
「おかえり」
ぎゅったんが私の荷物をひょいと持ち上げる
「ありがとう」
「結構重たいですね！これを持って来たヌナはかなりの力持ちですね！」
「お褒めにいただき光栄です」
キッチンに荷物を降ろすと
ハルが駆け寄ってきた
「お母さん！見て！凄く大きいんだよ！クリスマスツリー！」
ハルが指差す方を見ると
天井に届きそうなほどのツリー
「うわ〜っ」
「これはヒチョルヒョンからのプレゼント」
カンインオッパが台に乗って上の方の飾り付けをしていた
「プレゼントって…ハルに？！」
「もちろん！…おいそれもっちょと左」
って腕組みしながらカンインオッパの作業を見守るイェソンオッパ
「毎年ここでハルと一緒に祝うようなんだと」
カンインオッパが飾りを指示通りに直しながらいう
「それ決まりなんだねｗｗｗ」
ヒチョルオッパ＝絶対(笑)
「ヌナ〜そろそろ準備はじめよう！」
ウクチャンがキッチンから呼んでいる
「ハル？美味しいご飯作って来るからヒョン達のお手伝いちゃんとしてね」
「うん！わかった！」
ニコニコ笑顔のハルの頭を撫で、キッチンへ戻った
楽しい宴の始まりはもうすぐ
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作者名：ゆう | 作成日時：2015年11月25日 23時
