パダワンのパダワン。 ページ14
「マスターヨーダ。」
兵士たちに将軍の輸送をお願いしたところで、ヨーダがガンシップから降りてくる。
2人は軽く礼をすると、アナキンとアソーカの事についての事情を話す。
「…ということなのですマスターヨーダ。」
「アイヴァーン、お前はどうかね、ん？」
「私としては、アナキンにそろそろ次のステップに進んでほしいと思っています。」
「上手いの。」
半分本音半分逃れるための口実を口にしたAに対して、ヨーダは上手いなんていうものだからAの背筋が凍る。
「ほら、噂をすれば来ましたよ。」
いいタイミングで来たアナキンとアソーカに話を振ると、Aは上手く下がる。
「アナキン、事情は話しておいた。」
「スカイウォーカー。パダワンを持つ余裕がないのなら…。」
「待ってください。アソーカは未熟で無鉄砲ですが、十分に実践を積み、忍耐を覚えれば、必ずものになります。」
「では連れていけ。次の任務じゃ。」
二人だけにした間に何があったのかはわからないが、好転した変化にAはにやつく。
次の任務とは、辺境の惑星にジャバの子供がさらわれたらしく、救出すればジャバの支配する惑星への通行を許可してもらえるらしいのである。
詳しく聞けば、ジャバと手を組むのを押したのはパルパティーンらしいのだ。
Aはあからさまに嫌な顔をすると、自分のみ聖堂で待機の命令が出たためガンシップへと乗り込む。
「あ、アソーカ。」
「なにー？」
Aはほかのガンシップにアナキンと乗り込むアソーカの名を呼ぶ。
「これからよろしくね。」
「うん！」
,
こんなアソーカとの出会いは、
爆破テロによって
沢山の犠牲を払い
悲しい幕を閉じた。
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作者名：こにし りおん | 作成日時：2021年4月11日 4時
