帰還。 ページ48
「早かったですね。マスター。」
「ただいま。」
そんなわけで、2日早く帰ってきたAはアナキンとアソーカの出迎えを受ける。
アソーカは何も事情を知らないが、アナキンは何かもの言いたげなニタニタした顔でこちらを見ていた。
「貴方がいなかったせいで報告書が溜まってます。」
「やってくれてよかったのに。」
「マスターの仕事を奪うのが可哀想で。」
実質五か月、このメンバーで話せなかったAは、懐かしくてとても嬉しかった。
「では評議会に戻ったことを報告して…。」
「いいや、アナキン。もう報告は済ませた。」
「あら、行動が早い事。」
眉をあげてオビワンをからかうアナキンも、どこか楽しそうだ。
いつもの4人でまだ聖堂を歩ける日が来るなど、アソーカ以外の誰も思っていなかったものだから、いつもより会話が弾んだ。
「マスター！スカート似合ってる！」
「本当？最近ズボンばっかりだったからね。」
相変わらずべったりなアソーカが可愛くてAの頬も自然と緩む。
「気を抜いている暇はないぞ。新しい任務だ。」
「ジェダイってそんなに人不足なのかな。」
「僕らが強いから。」
「こんな慢心なジェダイになっちゃだめよ、アソーカ。」
ああだこうだ言いながら食堂に入ると、いつものようにドロイドが運んできた食事を受け取る。
相変わらずおいしそうとはお世辞にも言えないものだが、この日はなんだかおいしそうに見えた。
「それで、なんの任務なんです？」
「惑星キロスが分離主義者に支配された。トグルータの居る惑星だ。」
アソーカはトグルータという言葉に目を輝かせる。彼女もまた、トグルータだからだ。
「今、星の住民は人質に取られている。あとはわかるな？」
「明日の朝出発ってところ？急がなくていいの？」
「今日まで連絡を待つと評議会の決定だ。」
「なるほど。」
連絡を待たず、ジェダイとしてもジェダイの精鋭三人を送り込むわけにもいかないのだ。
そして4人はその後、ゆっくりと食事を終えると、それぞれの事をするために解散する流れとなった。
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monika0419otome(プロフ) - 励みになれば幸いです。寒いじきが多いので体に気をつけて更新を楽しみして待っています (2020年11月11日 18時) (
レス) id: a6785adcd3 (このIDを非表示/違反報告)
こにしりおん(プロフ) - monika0419otomeさん» いつもコメントありがとうございます。とても励みになっています！！ (2020年10月24日 1時) (レス) id: b705799650 (このIDを非表示/違反報告)
monika0419otome - 楽しく読まてもらいました更新を楽しみにしています 体調無理のないように頑張って下さい (2020年10月15日 21時) (レス) id: 79369123f4 (このIDを非表示/違反報告)
小西 利音(プロフ) - クロセさん» わーーーん！こんな早くに見てくださってありがとうございます！！マジで泣きそうなくらい嬉しいです。まだまだ体調が安定しませんが、オビワン愛で乗り越えます！元気が出ました。コメントありがとうございました。 (2020年10月12日 4時) (レス) id: 0660aea05f (このIDを非表示/違反報告)
クロセ(プロフ) - 待ってました！！続きが見れて嬉しいです！続きも楽しみにしてますので、ご自愛くださいませ！ (2020年10月12日 4時) (レス) id: c80b4d78c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こにし りおん | 作成日時：2020年6月28日 2時
