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4話 , ページ4

烏間はバーボンが気絶しているかをきっちりと調べ、担いだ。


「とりあえず君たちはそいつ(殺せんせー)と授業をしておけ。こいつ(バーボン)は教員室に寝させておく。」

「にゅや、烏間先生!それは危険です…私がやります!」


狙われた本人…殺せんせーがそう言うとクラス全員がこう思った。


( 狙われてんのお前だけどな?! )


__________



6時間目。

バーボンは目を覚ました。


「…やられましたね、完全に。」


ポケットを調べるが、通信機器、銃やナイフの武器は取られていて、出した手は入れた手と全く同じだった。


「…ッ、待てよ…?!」


バーボン_降谷零は焦りを覚えた。

スマホは今日は三台持ちだった。

バーボン、安室透、降谷零の携帯。

通信機器は全て取られていた。

降谷零の携帯もだ。

バーボンと安室透は最悪見られても平気だが、降谷零のはマズイ。

あの後、ベルモットが帰ったかも、一緒に捕まったのかも分からないバーボンこと降谷は焦っていた。

一気に意識が覚醒し、飛び起きる。

縄で固定などはされていなくて、舐められたものだと思いながらも、警戒しながら教員室を出る。

パンッ__

乾いた炭酸を開けた音のようなものが降谷の耳に届いた。


( 銃声…!! )


直ぐに銃声だと分かった降谷は先程よりも早めに走った。

カンカンカンッ__

頭の中で“あの日”の自分の足音が鳴り響く。

降谷は自然と息が荒くなっていた。


「ヒロっ…」


ぼそりと呟く。

何故か降谷が無意識で足を運んだ場所は校庭だった。

その時目に映ったのは。


「ぁ…?」


烏間の(心臓)に赤い色が散った時だった。


「ッ…、、」


あの日と感覚が同じになる。

降谷はそこに撃った本人__赤羽業のことを見た。

__大丈夫。ペイント弾だ。

そう自分に言い聞かせ、烏間が起き上がるのをそっと見ていた。

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設定タグ:暗殺教室 , 安室透 , クロスオーバー   
作品ジャンル:アニメ
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作者名: | 作成日時:2022年10月16日 16時

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