目標と暗殺者【暗殺教室×名探偵コナン】 (ページ1)

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1話 , ページ1

「月を破壊した超生物を連れてこい。無理そうなら触手1本。」

「了解。」

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校庭に二つの影が立っていた。

「…殺せんせー、ね…」

「ベルモット、何か気になることが？」

ベルモットと呼ばれた金髪の女が続く。

「どんな超生物なのかと思っただけよ。」

「それは僕も気になりますね。画像でしか見たことがないので。」

金髪の男も話す。

「バーボンのおかげでまあまあ情報が集まったわ。」

バーボンと言われた彼は言う。

「探り屋ですから。」

３年Ｅ組、潮田渚は窓からその二人の影を見つけた。

「ねぇ、殺せんせー。あの二人って、誰？」

殺せんせーと呼ばれた超生物は答える。

「にゅや、分かりませんねぇ…烏間先生なら知っているかも知れませんよ？」

その声と共に現れた男。

「俺も聞いていない。」

何やら烏間先生も聞いていないようだ。

そこに現れた外国人の女。

「烏間も聞いてないわけ？」

イリーナ・イェラビッチだ。

彼女も金髪で、先生。

そこでE組は校庭に出てみることにした。

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「バーボン、プランAよ。」

バーボンは仕方なく頷く。

「嫌でしたが、仕方ありませんね、仰せのままに。」

そう言ったかと思えばバーボンとベルモットは突然周りをきょろきょろと見回した。

「ここが椚丘中３年Ｅ組ね…」

ベルモットが言う。

「ミアねぇミアねぇ！！僕、これからここに通うの？！」

敬語が外れ、子供の様に目をキラキラさせながらベルモットに話すバーボン。

「ええ、そうよ。覚えておくのね。」

保護者のような立ち位置のベルモット。

そこに烏間がやって来た。

「おい、誰だお前ら。」

その言葉にびくりと肩を震わせ、怯えた表情でベルモットの後ろに隠れるバーボン。

バーボンを庇うように立ち、話しを始めるベルモット。

異常な光景だ。

「私はミア・シャーロット。この子の姉よ。」

既に設定は作ってあったのかすらすらと口に出す。

「本当は理事長様にお話したかったのだけれど、話せなくって、校舎に来てみたの。」

「レオン・シャーロットです…３年Ｅ組、きてみたくって！！！」

子供の様に元気に自己紹介をし、烏間に話しかける。

烏間は殺気が無かった為か、子供だと判断した為か、警戒をせず、E組の担任について話し始めた＿＿。

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