Episode 30 ページ33
次に目を覚ますとそこは、見知らぬ天井…
ではなく、諸星未來の私室だった。
ありゃ?デジャヴ?
『今…何時だ…?』
ガサゴソと枕元に置いてあるはずの時計を探す。
やっと見つけた時計が指し示す時刻は午前10時。
ん?
んん?
午 前 1 0 時 ?
『うわぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!!
寝坊したぁぁぁぁあ!!!!!』
「フォスター、朝からうるさいぞ。」
乙女(笑)の私室の扉を無断で開けて入ってきたのはブラックコーヒー片手にラフな格好をした赤井さん(ニット帽無しVer.)。
『ん!?赤井さん!?めっちゃ普段着!
てか、仕事!?あれ?遅刻?ん?組織?ありゃ?えーと………
今日何曜日ですか?』
テンパりすぎて支離滅裂なことを言う私に呆れたのか赤井さんはため息を一つついて、
「日曜だ。」
と教えてくれた。
日曜日…にちようび…ニチヨウビ…Sunday…
『
「なんで英語なんだ…?」
『なんとなく?』
「それ以前に、今は組織に潜入しているんだから仕事も何もないだろう…」
『あぁ…そうでした…。
今日は組織の方でも仕事はないので良かったです。』
すっぽかしたり、遅刻なんかした日には大目玉どころじゃ済まされないだろう。
「お前は、どんな仕事をしてるんだ?」
『大したことしてないですよ、ターゲット尾行したり、書類書いたり、なんか…そこらの探偵みたいなことしてますね〜』
「ほー、なるほどな。」
『はい。あ、着替えたいんでリビングに行ってもらってもいいですか?』
「ああ、わかった」
そして、パタリと扉が閉まる。
『末端の構成員って、本当…何も出来ないんだなぁ…』
これじゃ、いつになったら私の夢は実現されるのやら…
途方に暮れつつ、いそいそと着替えの支度を始めた。
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あいか(プロフ) - はじめまして、あいかともうします!この小説の続きが気になるので早めの更新頑張ってください!! (2017年7月30日 16時) (レス) id: 70607cf5f4 (このIDを非表示/違反報告)
のんたん(プロフ) - ゆらさん» コメントありがとうございます!頑張って更新します! (2017年6月8日 19時) (レス) id: 8bc9afdc49 (このIDを非表示/違反報告)
ゆら - すごく面白いです!続き楽しみにしてます♪ (2017年6月8日 12時) (レス) id: 536a82edec (このIDを非表示/違反報告)
のんたん(プロフ) - 紅蓮さん» ありがとうございます!コメントいただけるだけで執筆に俄然やる気が出ます!!頑張ります!! (2017年3月7日 0時) (レス) id: cf32376341 (このIDを非表示/違反報告)
紅蓮(プロフ) - 続き楽しみに待ってますm(。≧Д≦。)m (2017年3月7日 0時) (レス) id: 219aa5a094 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のんたん | 作者ホームページ:
作成日時:2017年2月19日 11時