【名探偵コナン】 My Precious _ 2 【男主】 (ページ50)

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File：98￤バンドメンバー￤主人公side ページ50

「ギターの春野、ドラムの夏谷、んでギターの上原。そして本来ボーカルとベースやってる俺。改めて、これがうちのバンドのメンバー！」

「春野は一年の時、夏谷は二年の時に同じクラスだったよな。改めて、宜しく」

昼休み、昼飯もそこそこにやって来た音楽室。どうやら教室に来た上原と立花以外のメンバーも揃っているよう。紹介してくれた立花に礼を言ってから、久々に会ったふたりにそう口にする。

「俺の事、良く覚えてたな～！んでも、ほんとに代役見つかって良かった」

「ん、ほんとな！つか、ただの興味本位だけどさ…Aって歌上手い？」

「自分では判断しかねる」

「はは、ご最も」

春野、夏谷と続いた言葉に、正直に返せば笑うバンド組。取り敢えず練習始めるかと言った上原に頷いては、立花からベースと楽譜を借りた。

「やっぱり器用だねー、Aって」

「そうか？立花の教え方が上手いだけだと思うが」

始めてから少し。久しくやっていなかったが、勘は鈍っていなかったようで少しずつ感覚を取り戻す。そして所々分からない場所を尋ねながらやれば、唐突にそう言われて素直にそう返した。

「おすおーす。差し入れ～、様子はどーよ？」

「…昼休み始まって、20分も経ってねえのに。まあ、Aはすげー優秀なので助かってます」

扉が開いたかと思えば、ペットボトルを数分抱えながら顔を出した香月。そして上原の突っ込みは最もでは有った。

「Aはレモンティーで良い？」

「嗚呼、助かる。有難う」

「四人はどれにするー？」

「俺コーラ！」
「あざーす、ミルクテイーで」
「あ、お茶が欲しい」
「天然水で」

四人バラバラの答えに、予想的中！と笑った香月はそれぞれの注文通りに渡して行った。

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ちょっとした設定 ( 覚えなくて大丈夫と思われます )

バンド名「春夏秋冬」

春野一也(はるのかずや)：男子。ギター担当、ミルクテイー好き。スポーツ系に見えて、意外とインドア派。

夏谷優斗(なつやゆうと)：ドラム担当。イケメンゲーマー。お茶は爽健〇茶派。他校に彼女が居る。

立花秋人(たちばなあきと)：猫を助けようとバイクに引かれてしまった男子生徒。ボーカル兼、ベース担当。ミネラルウォーターは天然水派。

上原冬馬(うえはらとうま)：男子。ギター担当、コーラ好き。ムードメーカー。

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「榎本ー！居た…！！」

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