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転生97 ページ32

街中を歩くと、あちらこちらにカップル、カップル、カップル.....あれ?なんか目から水が...


「あ、あの!」


声のする方に向くと、そこには桜色の髪の少女が立っていた。


......どこかで見たような?


「ん?何か俺にようかな??」

ニコリと笑いかけるとその子は、最初はあわあわとした様子でいたが、やがて意を決した様で息を吸い込むと大声で言った。


「チョコもらってくださいっ!!」



「.....へ?」


おい、この子なんて言った?チョコもらってください??俺に???

「ちょっと待って?俺に??」

間違ってたら、申し訳ないが覚えがないんだが?


「はい!ですから、もらってください!!」

いや、なんで俺にチョコ渡すんだよ!!?

俺が心の中で叫んでいる間に少女は匠の技で俺の手にチョコを握らせ、走り去った。



.....えぇ?


「.....せっかくだし貰っておくか?」

俺は、それを胃袋の中に入れるとまた歩き始めた。

しばらくすると、また知らない女の子からチョコをもらった。そして、知らない女の子からチョコをもらい続けている事30個目。



「リムルゥゥウウ!!」

突然、そんな声が聞こえてきたかと思うと、背中に何かが激突した。

幸い、地面にキスをする事はなかったが、俺じゃなかったらキスをしている所だったろうな。

この怪力、この声からして.....


「.....神楽、だな?」

「なんで分かるアル!?」

俺は、ニコリと笑い、神楽の頭を撫でた。

「ところで、神楽。俺に何かようか?」

そう聞くと神楽は、少しソワソワし始めた。

「こ、これ。リムルにあげるアル!」

「チョコ?」

コクリと頷く神楽。
わ、こんな歳離れた子に貰うなんて....。









俺、ロリコンになるんじゃ!?

神楽に礼を言い、作ったチョコを渡すと俺は真選組に走った。




そして、ついてみると。

シオンとシュナがチョコをくれた。
何か、すごい殺気を感じたけど気のせいだろう。



一人ずつ渡すのは面倒いので、トッシーに全員分のチョコを渡し、俺は家に戻った。

デ) 作者を暗殺しましょう! リ)いや、ダメだから!→←転生96



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ティナスプラウト(プロフ) - 続き待ってます! (2018年11月20日 17時) (レス) id: 8f935097c0 (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - 私も転スラアニメ化情報見ました!!楽しみですね! (2018年3月13日 20時) (レス) id: 96b60eb288 (このIDを非表示/違反報告)
九尾 - 続き楽しみです (2018年3月8日 0時) (レス) id: 1b9e551661 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リン酸デス | 作成日時:2017年11月23日 13時

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