救出 ６話 ページ6
ーAsideー
研二と偶然鉢合わせてしまってから早くも2週間が過ぎた。
今日は仕事が終わり次第、研二と会う約束をしている。
もちろん2人きりで。
初めは陣平も航も呼んで会わせたいと言った研二だったけど...私の都合も考えてくれたようだ。
一緒に住んでいる零と景光は、当番で今日は公安部に泊まり。
だからこそ、研二と会うことにしたのだ。
無事に一日の業務を終え、研二と約束をした場所へ向かう。
私から指定した場所は、個室のある和食専門の料亭。
料亭だが、個室はしっかりと防音完備の為公安ではよく利用する。
噂では総理大臣などの有名な方も利用するようだ。
公安の更衣室で着替えた私服に一応髪をお団子に纏め、キャップを被っている。
料亭へ入り、名前を言えば通される個室。
部屋には既に研二がいて。
案内してくれた仲居さんが料理を持ってくると告げ部屋をあとにする。
研二の向かい側に腰掛け、キャップをとる。
『待たせたみたいでごめん。』
萩｢いーや、大丈夫！時間作ってもらって悪い...どうしても話したくて｣
『ううん。私も話出来るのは嬉しいし...まぁ、ご飯でも食べながら話そう。』
二言、三言話していると運ばれてきた料理。
それに舌鼓しつつ、こちらから呼ばない限り仲居さんが来ないようになってから本題に入る。
『それで？何を聞きたい？』
萩｢所属とか聞く気は無い。ただ、これから先もし街中でお前や降谷達を見かけても声を掛けることは許されないのか？｣
『...そうなるのかな。多分研二が察してる通り。ここからは貴方達が踏み込んでいい領域ではない。...けど、話せる範囲で話す。』
『研二の言うようにもし、街中で見かけてもすぐに声をかけてはいけない。訳があって研二達の知ってる本名とは別の名前を名乗っているかもしれない。』
『そして、今回みたいに突然連絡が取れなくなることも多くなる。これから、大きな仕事が入るかもしれないから...だから今日はこれを言いに来たのと、約束をしに来た。』
萩｢約束？｣
『そう。今言った今回入るかもしれない大きな仕事が片付いたら...皆に会いに来る。もちろん零や景光を連れて。その時にまた話せる所まで話す。だから生きて』
真剣な翡翠色の瞳が俺の姿を映している。その瞳はどこか不安げで...だけど強い意志を持っていて...
萩｢...わかった！約束だからなぁ！あ、連絡はしない方がいいって事だよな...｣
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百合花(プロフ) - 桜さん» 松田さん達も心配しちゃいますね^^;久しぶり？に爆処が出せるかな？と思いながら続編へ移行します！ (2018年10月30日 22時) (
レス) id: 625ae50eaa (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 百合花さん» 夢主は目を覚めるかな？松田さん達にも報告しないと怒られそうですね (2018年10月28日 16時) (レス) id: 4b63d11e04 (このIDを非表示/違反報告)
百合花(プロフ) - レモンさん» レモン様、でよろしいですか？コメントいただき、応援もありがとうございます！頑張ります＾＾ (2018年10月24日 10時) (レス) id: 415b7febbc (このIDを非表示/違反報告)
百合花(プロフ) - 桜さん» 無事にコナンとも再会し、伊達さんの救出もできました！応援ありがとうございます！頑張ります (2018年10月24日 10時) (レス) id: 415b7febbc (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 伊達さんを助けれた！！続き頑張って！ (2018年10月24日 8時) (レス) id: 4b63d11e04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：百合花 | 作成日時：2018年8月27日 22時
