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動き出した運命 2話 ページ40

明『あまいわね...私を殺せば永遠にわからなくなるわよ...』

?「甘いのはお前の方だ...大体の見当はついている...それに言っただろ?最後のチャンスだと...」

拳銃を向けながら黒ずくめの...銀の長髪の男は言った。

突然聞こえた汽笛に合わせるよう引き金を引いたその男の玉は見事に私の腹部に命中する。

右手をお腹に当て、膝をつきその隙に仕込んだ血糊を口から吐き出す。

防弾チョッキに仕込んだ輸血パックの血も見事に噴射された。

ドサッと地面に倒れた頃、雅美さんと呼ぶ幼い声が聞こえる。

私の元に現れたのは高校生くらいの女の子と小学生であろう少年。

少年は周りを確認し、女の子に指示を出す。
少「蘭姉ちゃん!早く救急車を!!それにおじさん達も!」
少年に言われた女の子はどこかへ走っていく。

明「む、無駄よ...もう手遅れだわ...」

少「しゃべっちゃダメだ!!喋ると傷口が...」

少年は自分の手に着いた血の量を見て言葉を失った。

そして何故ここがわかったのか、と言う問いに発信機だと答えた。

最初に探偵事務所で会った時に偶然時計につけてしまった、と。

それを追っていったらホテルに着き、宮野明美と接触した。
大きな荷物を運ぶ彼女を見て、奪われた10億円を持ち去るところだったと気がついたらしい。

明『あ、あなたはいったい!?』

少「江戸川...いや...工藤新一...探偵さ!!」

明『た、探偵?あの時計にそんな物を...』

新「でもあの時計は大男のものだったんだね...」

そこで、彼女が語ったのは勢い余って広田さんを殺した時に抵抗されて壊れた彼に自身の時計をあげた、と言った。

明『ふふふ...計画は完璧だったのに、みんな死んじゃったわ...そ、そしてこの私も組織の手にかかって...』

新「組織...?」

明『謎に包まれた大きな組織よ...ま、末端の私にわかったいるのは、組織のカラーがブラックって事だけ...』

新「ブラック!?」

明『そ、そうよ...組織の奴らが好んで着るのよ...か、カラスの様な黒い服をね...』

そして、最後のお願いとして10億円が入ったスーツケースはホテルのフロントに、預けてあるから奴らより早く取り戻して欲しいと少年にお願いし私は意識を失ったふりをする。

先程の女の子に呼ばれて来たであろう警察関係者と救急隊員。

薄目で確認すればここに来る前に連絡を取った捜査一課に移った私の協力者...研二と陣平の姿を見つける。

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設定タグ:名探偵コナン , 警察学校組   
作品ジャンル:アニメ
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百合花(プロフ) - 桜さん» 松田さん達も心配しちゃいますね^^;久しぶり?に爆処が出せるかな?と思いながら続編へ移行します! (2018年10月30日 22時) (レス) id: 625ae50eaa (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 百合花さん» 夢主は目を覚めるかな?松田さん達にも報告しないと怒られそうですね (2018年10月28日 16時) (レス) id: 4b63d11e04 (このIDを非表示/違反報告)
百合花(プロフ) - レモンさん» レモン様、でよろしいですか?コメントいただき、応援もありがとうございます!頑張ります^^ (2018年10月24日 10時) (レス) id: 415b7febbc (このIDを非表示/違反報告)
百合花(プロフ) - 桜さん» 無事にコナンとも再会し、伊達さんの救出もできました!応援ありがとうございます!頑張ります (2018年10月24日 10時) (レス) id: 415b7febbc (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 伊達さんを助けれた!!続き頑張って! (2018年10月24日 8時) (レス) id: 4b63d11e04 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:百合花 | 作成日時:2018年8月27日 22時

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