救出 １５話 ページ37
ーAsideー
景｢メールを見て...って、送ってからそんなに経ってないじゃないか！それにどうやって、この場所が...｣
『貴方のスマホで位置を特定した...2人の潜入捜査が決まった時...いつかこうなった時のために準備して車に積んでいたの。ありとあらゆる場面を想定して...それに必要になりそうな道具を。』
景｢それに、なんでライに撃たせたんだ！アイツはお前の元同僚だろ?!｣
『そう。FBIの頃のね...組織に潜入しているのは知らなかったし会うのは本当に久しぶりだった。貴方が死んだことにする為に血が必要だったの。あなたと同じ血液型の血が。輸血パックも血糊も何も準備はしていなかった...あれが最前だったの』
景｢だからって！！｣
『ごめん、零から電話。少し静かにしてて』
そうして景光の口元に人差し指を当てて零と話し始める。
彼にはまだ景光が生きていることを伝えられない。
それはFBIとして潜入しているシュウの身元を彼にまだ話す訳にはいかないから。
零を守るため、シュウを守るため...この事実はまだ打ち明けられない。
だから零からの電話では、景光の引取りを私が行くと丸め込んだ。
下で確認されればマネキンとバレてしまうから。
零との電話を切り、景光にもその説明をする。
『貴方はこれからしばらくは私の家で公安の仕事をしてもらうことになると思う...とりあえずここから出ないと...』
景｢後で詳しく聞かせてもらうけど、とりあえずはわかった...助けてくれて...ありがとな、A。早く肩の止血を...｣
そう言って彼は自身のポケットからハンカチを取り出し私の肩を圧迫して固定した。
『ありがとう。私の車まで行くから着いてきて』
そこにいた痕跡を全て消し、車まで細心の注意を払って戻った。
そこからは早くて。
私の家に行き景光の部屋を作った。
元々広いところを借りていたし部屋は余っていたから。
そして1度景光を家に置いて私は公安部へと戻る事にした。
景光...影山光としての死亡で報告を上げ殉職という形に。
景光が本当の姿で公安に行けるのはまだ先になるだろう...
そんな形でしか救えなかったことに私は私を許すことは出来ないだろう。
命は助かっても...彼には随分と酷な生活を強いてしまうから...。
私の肩の傷は、至近距離から撃ったこともあり骨が折れていたが撃たれ方がよかったからか後遺症の心配もないと医師に言われた。
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百合花(プロフ) - 桜さん» 松田さん達も心配しちゃいますね^^;久しぶり？に爆処が出せるかな？と思いながら続編へ移行します！ (2018年10月30日 22時) (
レス) id: 625ae50eaa (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 百合花さん» 夢主は目を覚めるかな？松田さん達にも報告しないと怒られそうですね (2018年10月28日 16時) (レス) id: 4b63d11e04 (このIDを非表示/違反報告)
百合花(プロフ) - レモンさん» レモン様、でよろしいですか？コメントいただき、応援もありがとうございます！頑張ります＾＾ (2018年10月24日 10時) (レス) id: 415b7febbc (このIDを非表示/違反報告)
百合花(プロフ) - 桜さん» 無事にコナンとも再会し、伊達さんの救出もできました！応援ありがとうございます！頑張ります (2018年10月24日 10時) (レス) id: 415b7febbc (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 伊達さんを助けれた！！続き頑張って！ (2018年10月24日 8時) (レス) id: 4b63d11e04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：百合花 | 作成日時：2018年8月27日 22時
