救出 11話 ページ15
ーAsideー
陣平の方で充電が切れたのか...何かあったのか...。
ひとまず、あっちは陣平の任せて今は目の前の爆弾に集中する。
段々と、荒くなる呼吸。
ズキズキと痛みを増していく頭。
揺らぐ視界。力の抜ける手。
それでも懸命に解体を進める。
ちょうど3分の2ほどまで解体が終わった頃バタバタと走ってくる1人の男。
ー萩原sideー
萩「悪い、遅くなった!状況は?」
Aからもらった連絡後すぐに病院に着いた俺はAの姿を見て声をかける。
『研二、早かったね。今は3分の2程終わったとこ。あとはーーと、○のコード、○○のストッパー、トラップに繋がるコードを切れば終わり。』
萩「裏道通ってきたんだ!了解、あとは俺がやる。」
『っ...助かる。陣平にも連絡済だからあとは任せた...』
萩「あぁ。それはわかったけど、A顔真っ赤だぞ、大丈夫か?もしかして熱あんのか?!」
状況を詳しく話してくれたAを、見れば顔が赤く息も荒い。
思わず心配になり聞けば
『今は私よりの目の前の爆弾。また時間作るから、話はその時に。』
といいフラフラと立ち上がる。
萩「わかった、無理すんなよ」
そのまま非常口の方へ歩いていった彼女の背中にそう、声をかけ目の前の爆弾に取り掛かる。
ほとんど進めてくれていたのですぐに解体が終わる。
少しして俺の部下が爆弾処理班を連れて来たので、後処理を任せた。
部「萩原さん、解体早いっすね!5分前くらいっすよね、着いたの。」
萩「まぁ、俺だけの力じゃないからな。」
部「誰かが、もうやってた...とか?」
萩「女神様が微笑んだんだよ。」
その言葉に意味がわからない...といったように首を傾げる部下をの横目に米花中央病院を後にした。
ーAsideー
研二に爆弾の詳細を話、病院から出たあとすぐに零達に連絡する。
『さっき降ろしてもらった病院で爆弾事件があって警察きたから迎えの場所変えて貰ってもいいかな?』
降「それは構わないが...場所はどこだ?」
『杯戸ショッピングモール。それなら今回の任務先にも近いよね?今向かってるから...』
景「それより、診察はして貰えたのか?」
『いや、受付した後に待ってたら爆弾見つけたからして貰ってない。爆弾騒ぎで病院もバタバタしてるし今日の診察は厳しいと思う。』
風「別の病院の手配の準備をしておきます。」
『ありがと、裕也くん。それじゃまた後で』
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百合花(プロフ) - 桜さん» 松田さん達も心配しちゃいますね^^;久しぶり?に爆処が出せるかな?と思いながら続編へ移行します! (2018年10月30日 22時) (レス) id: 625ae50eaa (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 百合花さん» 夢主は目を覚めるかな?松田さん達にも報告しないと怒られそうですね (2018年10月28日 16時) (レス) id: 4b63d11e04 (このIDを非表示/違反報告)
百合花(プロフ) - レモンさん» レモン様、でよろしいですか?コメントいただき、応援もありがとうございます!頑張ります^^ (2018年10月24日 10時) (レス) id: 415b7febbc (このIDを非表示/違反報告)
百合花(プロフ) - 桜さん» 無事にコナンとも再会し、伊達さんの救出もできました!応援ありがとうございます!頑張ります (2018年10月24日 10時) (レス) id: 415b7febbc (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 伊達さんを助けれた!!続き頑張って! (2018年10月24日 8時) (レス) id: 4b63d11e04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:百合花 | 作成日時:2018年8月27日 22時