救出 9話 ページ13
ーAsideー
みんなの言う事を素直に聞き、仮眠室へ行く。
ベットに横になったら余計に具合が悪くなりそうだったのでベットに腰掛けて、壁に背を預ける。
火照った体が壁に当たり少し、気持ちがいい。
ふと胸ポケットで携帯が振動する。
見てみると先程頭をよぎった研二からメッセージが届いていた。
内容を確認すれば、前回の爆弾犯による犯行と思われる事件に出動するという事。
研二と再開した次の年から、警視庁にFaxが送られてきていてそれがカウントダウンになっているのではないか...と陣平と研二は睨んでいたらしい。
3年目の今日、きたFaxは毎年のようにただの数字...ではなく文書だったようだ。
その文書を聞き、陣平が杯戸ショッピングモールに向かったこと。
自分は何かあった時の待機をしている事が書かれていた。
前回と同じ犯人の犯行ならば爆弾がまだ他の場所に仕掛けられている可能性もあるから...ということだった。
一応、無茶しないでとだけ返信をする。
その直後、予定が早まり私達も公安部を後にする。
降「そんなに時間はかからないだろうから、こっちが終わり次第迎えに来る。しっかり診察受けて休んでるんだぞ」
『了解...気をつけて』
米花中央病院で降ろしてもらい、受付を済ませる。
受付で名前が呼ばれるのをロビーの近くの椅子に腰掛け待っていると、目の前の椅子の下にある紙袋が目に入る。
嫌な予感がして近づいて中をみれば、爆弾。
慎重に動かし、近くにいた看護師に説明してロビーにいた人を避難させてもらう。
もちろん犯人に気づかれないよう裏口を利用してもらって。
タイマーの残り時間も確認し、とりあえず研二に連絡をする。
萩「もしもし...A?珍しいな電話なんて」
『研二、あまりゆっくり話している時間がないからこのまま話す。米花中央病院の1階ロビーに爆弾が仕掛けられている。』
萩「何?!多分松田が解体している爆弾のパネルに出たもうひとつの爆弾だ!」
『もう1つの爆弾?』
萩「あぁ、松田が観覧車で今解体中の爆弾のパネルにもう1つの爆弾が仕掛けられている場所のヒントを起爆3秒前に出すって出たんだ。とりあえず松田はそれをみて一旦解体を辞めてるらしいんだ!」
『なるほど...っ。研二、準備してどれ位でこっちに来れそう?』
萩「そうだな...早くても30分はかかるかも...」
『そう...陣平には私から連絡する。研二はなるべく早めに安全にこっちにきて。』
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百合花(プロフ) - 桜さん» 松田さん達も心配しちゃいますね^^;久しぶり?に爆処が出せるかな?と思いながら続編へ移行します! (2018年10月30日 22時) (レス) id: 625ae50eaa (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 百合花さん» 夢主は目を覚めるかな?松田さん達にも報告しないと怒られそうですね (2018年10月28日 16時) (レス) id: 4b63d11e04 (このIDを非表示/違反報告)
百合花(プロフ) - レモンさん» レモン様、でよろしいですか?コメントいただき、応援もありがとうございます!頑張ります^^ (2018年10月24日 10時) (レス) id: 415b7febbc (このIDを非表示/違反報告)
百合花(プロフ) - 桜さん» 無事にコナンとも再会し、伊達さんの救出もできました!応援ありがとうございます!頑張ります (2018年10月24日 10時) (レス) id: 415b7febbc (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 伊達さんを助けれた!!続き頑張って! (2018年10月24日 8時) (レス) id: 4b63d11e04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:百合花 | 作成日時:2018年8月27日 22時