救出 8話 ページ12
ーAsideー
研二と再開し...たまに連絡を取るようになってから早いものでもう3年目。
研二と陣平は共に捜査一課へ異動になったと聞いた。
本来出した特殊犯係で無いことを陣平は不満に思っているらしく...お世話をしてくれている女性刑事さんの言うことをあまり聞いていないようだ。
なぜ突然同期の話が、頭に過ったのだろう...
今日はなんだか朝からずっと考えがまとまらない。
今は公安部でデスクワークをしているが、いつもより仕事の進みも遅い。
午後から裕也くんと景光、零の4人であたる捜査の準備のために書類を進めているはずが...
さっきから違うことばかり考えては仕事に戻るというのを繰り返していた。
ふとカレンダーを見れば、11月7日。
あぁ、今日は研二と再開してちょうど4年目だ...だからさっき研二の話を思い出したのかと自己完結する。
降「おい、A?大丈夫か?」
『...あ、ごめん。何?』
景「大丈夫か?なんかぼーっとして...」
『へーき、午後の話?』
風「はい。午後は1度この場所へ行き...」
裕也くんが手元の資料を見ながら今日の流れを説明する。
降「なら、配置はこうした方が...」
景「いや...それならこっちに...」
みんなが話している内容が上手く頭に入っていかない。
ふと、頭に感じる重み。
景「うわ、あっつ?!A、お前熱あるじゃん!」
『へ...?』
零「...ホントだな。なんでこんなになるまで言わないんだ」
『ごめん、わかんなかった。』
景「いや、こんなに熱いんだから分かれよ!ゼロ、風見さん。今日の作戦は3人でいこう。」
『大丈夫だって。私も行くよ』
降「お前は待機。体が第一だろ、早く治して次に繋げればいい。風見、悪いが診察に連絡頼めるか?」
風「降谷さん、今日は診察の医師が学会なので一般の病院での受け付けになってしまいますが...」
降「そうか、今日だったな...。それなら現場に向かう途中にある米花中央病院へ連れていこう。Aを置いてから任務開始にしよう。」
『いや、症状も熱だけだし大した事ないから。病院行こうと思えば1人でも行けるし大丈夫』
景「そう言ってどーせ行かないだろ。いいから大人しく言うこと聞けって、な?」
風「そうですよ、Aさん。我々も心配ですし...」
降「そういう事だ。とりあえずあと1時間、仮眠室で休んでろ」
『...わかった。迷惑かけるね』
1度自覚すればズキズキ痛み出す頭。
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百合花(プロフ) - 桜さん» 松田さん達も心配しちゃいますね^^;久しぶり?に爆処が出せるかな?と思いながら続編へ移行します! (2018年10月30日 22時) (レス) id: 625ae50eaa (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 百合花さん» 夢主は目を覚めるかな?松田さん達にも報告しないと怒られそうですね (2018年10月28日 16時) (レス) id: 4b63d11e04 (このIDを非表示/違反報告)
百合花(プロフ) - レモンさん» レモン様、でよろしいですか?コメントいただき、応援もありがとうございます!頑張ります^^ (2018年10月24日 10時) (レス) id: 415b7febbc (このIDを非表示/違反報告)
百合花(プロフ) - 桜さん» 無事にコナンとも再会し、伊達さんの救出もできました!応援ありがとうございます!頑張ります (2018年10月24日 10時) (レス) id: 415b7febbc (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 伊達さんを助けれた!!続き頑張って! (2018年10月24日 8時) (レス) id: 4b63d11e04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:百合花 | 作成日時:2018年8月27日 22時