XXXVl 救世主 ページ48
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「あっ!鍵あったよ!!」
「本当か!?」
「早く、早く開けて!」
ガチャリと音を立ててヒロが鍵をあける。するとAが倒れていた。心臓も動いているし、呼吸も正常だ。大丈夫だろう。安心してほっ、と息を出すと同じくコナンくんも安心した表情をしていた
「じゃあ早く病院に……」
「やっぱり警察のこと信用しきれねえな。名前は俺が預かるぜ!」
白い煙幕に包まれる。慌ててAの方に目をやるとそこにはいなかった。くそっ、今度はなんだよ!!
「コナンくん!!Aがいない!」
「怪盗キッドだ!キッドがAをさらった!!」
「ヒロがいない!まさか変装だったのか!?」
天井からふわりと一枚のカードがひらひらと舞いながら落ちてきた。
皆様が欲している宝を頂きました。
帰すつもりは一切ございません。
公安のお友達は元気にポアロで働いてますのでご安心を
怪盗キッド
「マジ危なかったぜ。警察って思ったより騙しやすいんだな」
ハンググライダーでAを運びながら思い返す。まさか安室さんがポアロのアルバイトを代わって欲しいって言ってた、と伝えるだけでそこにいてくれるなんてラッキーだった。公安があんなに簡単で良いのかよ…。それにあの金髪の方も変装だって気づかなかったし。まぁ気づかれてたら大変だったから良いんだけど
「お前を守ると月に誓ったからな」
太陽と月が同時に見える夕暮れ時。そっと手首にキスをした
手首へのキス→???
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作者名:モカロール | 作成日時:2022年7月20日 21時