ゆびきりげんまん 2【名探偵コナン】 (ページ31)

今日:13 hit、昨日:58 hit、合計:34,775 hit

・ページ31

、

「えっ！？」

「うふふ〜。もうそろそろ時間だから帰らなくちゃ。ゆうひちゃんはね自分じゃ伝えられないから私から伝えてってお願いしてきたの」

「待って下さい！じゃあ、さっきのゆうひちゃんは！？」

「心配だから見にきちゃったのね。もう、せっかくなんだから声かけてくれば良かったのに！」

ぷく、と頬を膨らませる姿は大変微笑ましいが話の内容は結構凄い。大人しそうなのに全然大人しくない。押しが強い、この人

「さっきも言ったけど抱え込まないでね。貴女は人に愛されてるんだから。みんな相談に乗ってくれるわよ」

「ありがとうございます」

「あらあら、涙を流さないで。私が泣かしたみたいになっちゃう。このハンカチを使って」

それだけ言って私にハンカチを手渡すとどこかへ消えて言ってしまった。目を開くと朝になっていて昨日のことは夢の様に感じられる

けど、手に残っているハンカチの温もりが夢じゃなかったことを表していた