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先輩のその一言で顔に熱がこもったのがわかる。きっと今顔は赤くなってるだろう。そんなふうに感じてなかったから反応に困る







でも私は浮かれてちゃいけないんだ。心配されて嬉しいとか調子に乗って。私のせいで人が亡くなっているのに。膨らんだ気持ちがすぐに沈む






「ねぇ、ごめんだけど私寝たいな。だからまた明日来てくれない?」







「あ、あぁ。Aがそういうなら仕方ねぇな」







「心配だから病院にいる。何かあったらすぐに呼んでくれ」







「お大事にね」






「いい夢を」







優しいからみんなはなにも突っ込まずに病室を去ってくれた。色々言いたいこととかあったんだろうけど。だけど私はみんなと仲良くしてはいけない







だってみんなは警察官だし。日本を守ってくれてる正義の味方だからそんな人と人殺しが一緒にいるとかダメだから







どうやったら関わらなくてもいいかを真剣に考えなければいけない。いっそのこと転校とかしちゃう?だって私が話してないからみんな知らないけど、知ったらこんな最低なやつのこと嫌いになっちゃうし。嫌われたくないって言うただの自己満足だけど嫌われる前に姿を消したい






自分の汚い過去が知られるのが怖い

XXV 憎悪→←・



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作者名:モカロール | 作成日時:2022年7月20日 21時

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