vol.153 ページ8
翌日になり、大和に会うべくバイクを走らせて米花駅へと向かった。
駅に到着して時計台の下へと行くと、土曜日ということもあってか少し人の量が多い気がした。
アイツは変装して来ると言ってたから、俺が待ってた方がよさそうだな。
そんなことを思いつつスマホを弄っていたら、見知らぬ男に声をかけられた。
「ねぇねぇオニーサン、カワイイねぇ。ちょっと俺とお茶しねぇ？」
『いや、人と待ち合わせしてるんで……』
「そんなこと言わずにさ、こっちこいよォ」
男にナンパされております。何故。
しかもかなり強引。
何コイツ、コイツのナンパは無理矢理連れて行こうとするもんなの？
やっぱ米花町治安悪いわ。
そう思いつつ、抵抗でノシてやろうと思っていたら。
「おいコラ、俺のツレに手を出すな」
「なんだァ？！やんのかァ？！」
助けに来たお兄さんも俺知りませんけど？！
俺の代わりにナンパ男をやっつけたらしい。
そして助けてくれたお兄さんも俺のことナンパすんの？？
「危ねぇな……ったく、お前は可愛い顔してんだから気をつけろって昔から言ってるだろ？」
『あ』
変装してるからわからんかったが、正体は大和だった。
ってかアレ？大和ってこんなにデカかったっけ……？
『お前、そんなにデカかったっけ？』
「あー……うん、前より4cmくらいでかくなった気がする」
『前まで俺とあんま変わらんかったのに……クソ』
「口悪っ」
まぁ、そんな事はさておき、バイクで2ケツしていき工藤邸へ向かった。
✱✱
工藤邸へ到着し、大和の顔を見るとなんか目をキラキラさせていて。
工藤邸を目の前にして、ここがあの名探偵を生み出した場所か……と関心をしていた。
『ただいま』
「おかえりなさい、A。そちらの方は……」
「初めまして。煌爽一と申します。Aくんとは旧知の仲でして、そのAくんにお兄さんがいるって聞いて是非一度お会いしたくて」
「そうですか、ようこそいらっしゃいました。そこに居てもなんですし、上がっていってください」
お互い、探りあっているような喋り方だったな。
昴さんに言われるままに大和は家の中へと上がり、リビングへと案内されていった。
「今、お茶を用意しますので煌さんとAはリビングで待っていてください」
「わかりました」
.
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シオン(プロフ) - 今度は夢主が襲われる〜〜:(；ﾞﾟ'ωﾟ'):ナンシーさんまさかあれするの？ (2021年11月14日 16時) (
レス) @page38 id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - くろっきーさん» あーそっちだった。キットの話しが多すぎでごちゃ混ぜになってた。あれ？瞬間移動のやつって確か寺井さんも手伝ってたマジックじゃなかったっかな？電光掲示版のを使ってた。 (2021年10月25日 7時) (レス) id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
くろっきー(プロフ) - シオンさん» ヘリを使うのはその前の空中歩行の話ですね。瞬間移動のではありません。 (2021年10月24日 22時) (レス) id: 9455fb49c9 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - あの瞬間移動の話しは確かキットが確かヘリでしてなかったけ？ (2021年10月22日 16時) (レス) @page22 id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
くろっきー(プロフ) - ナミさん» リクエストありがとうございます！天国へのカウントダウンは1番最初の方に(Part1)に話をいれておりますので、そちらをご覧下さい(*^^*)天空の難破船はまだどこに入れるかは未定ですが、今後の話の参考にさせて頂きますね！ (2021年10月9日 20時) (レス) id: 9455fb49c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くろっきー | 作成日時：2021年10月1日 15時
