vol.151 ページ6
『だから警察学校卒業した時、本当は公安への推薦がきたんだ……だけど、公安に配属されたら親族や友人との連絡を絶たないといけなくなるだろ？
そんなことをしたら、母さんを1人にさせてしまう。
そんな思い、母さんにもう二度させたくなくて、公安への推薦を蹴って捜査一課配属にしてもらったんだ……』
そしてあの日死んでこっちの世界へ来るまでは、ずっと刑事として生きていた。
死ななかったら、ずっと刑事やってたんだろうと思う。
「少しだけ、お前のことが知れて良かったよ」
赤井さんはそう言うと、片付けをし始めた。
俺はおにぎりを頬張り、赤井さんが作ったいびつなおにぎりが、自分が握ったのよりも美味しく感じた。
✱✱
あれから1週間。
お店のイベントは大盛況で、いつもの3倍の客数だったという。
イベントが終わると店内はいつものような落ち着きを見せ、客層はというとイベントやったお陰で新規の客が増えたという。
常連さんも新規さんも、お店に足を運んでくる客には変わらない。
イベントが終わっても、いつでもお客様を満足していただけれるような常に最高の接客であれ、そうオーナーは俺たちに言っていた。
今日は15時上がりだったため、真っ直ぐ帰らずにバイクで大型のスーパーへやってきた。
目的はというと、今度の休みでお菓子作りをしたくて、その材料探しのため。
近所のスーパーだと少し小さくて、製菓コーナーが狭いのか欲しいものがあまりないのだ。
一通り欲しいものを買い物かごへ入れ、お酒のコーナーへ立ち寄った。
……そういや、お菓子作りにもブランデーとか入れたら風味が良くなるよな……
そんなことを思いながら見ていたら、ウイスキーのとこで足を止めた。
これ、バーボンとか手に取ってたら、誰かに声掛けられるやつだよな……
だけども、昴さんとかコナンくんとかは既に知り合いだからそれはないな、うん。
あ、ライとかスコッチ、アイリッシュもウイスキーなんだ。
そういや、あの3人ウイスキートリオだなんて言われてたっけ。
たしか、コナンくんがテネシーがどうたら……とか言ってたよな……
テネシーもウイスキーなのか。
え、まさか大和がテネシーとかないよな？
俺も知らないコードネームの者。
そして大和がこっちへ来たということ。
潜入捜査官……まさかな。
そんなことを思いつつも、手に取ったウイスキーを棚へと戻して、会計を済ませるべくレジの方へと向かっていった。
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シオン(プロフ) - 今度は夢主が襲われる〜〜:(；ﾞﾟ'ωﾟ'):ナンシーさんまさかあれするの？ (2021年11月14日 16時) (
レス) @page38 id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - くろっきーさん» あーそっちだった。キットの話しが多すぎでごちゃ混ぜになってた。あれ？瞬間移動のやつって確か寺井さんも手伝ってたマジックじゃなかったっかな？電光掲示版のを使ってた。 (2021年10月25日 7時) (レス) id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
くろっきー(プロフ) - シオンさん» ヘリを使うのはその前の空中歩行の話ですね。瞬間移動のではありません。 (2021年10月24日 22時) (レス) id: 9455fb49c9 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - あの瞬間移動の話しは確かキットが確かヘリでしてなかったけ？ (2021年10月22日 16時) (レス) @page22 id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
くろっきー(プロフ) - ナミさん» リクエストありがとうございます！天国へのカウントダウンは1番最初の方に(Part1)に話をいれておりますので、そちらをご覧下さい(*^^*)天空の難破船はまだどこに入れるかは未定ですが、今後の話の参考にさせて頂きますね！ (2021年10月9日 20時) (レス) id: 9455fb49c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くろっきー | 作成日時：2021年10月1日 15時
