vol.180 ページ35
「────A。起きてください、A」
『ん……』
珍しくすんなり起きないAに、昴はフッと笑い…
Aの耳元まで近づいて囁く。
「起きないとキス、してしまいますよ？」
『き、す…………はっ！？』
寝ぼけていたが、昴の言葉で覚醒してガバッと勢い良く起きてきた。
「なんだ……起きましたか、残念」
『残念、じゃないよ！』
「おはよう、A。今日はバイトでしょう？朝ごはんの準備するので、先にシャワーでも浴びてきたらどうですか？昨日そのまま寝てしまったでしょうし」
『……おはよ、昴さん。うん、じゃあそうする』
シャワーを浴びるよう促すと、昴はAの部屋から出ていきそのまま下へと降りてキッチンに向かっていく。
Aはというと、さっきの昴の言動に対して少し動揺しつつ、胸の鼓動を高鳴らせていた。
(あのまま起きなかったら、ホントにキスされてたのかな……って朝から何考えてんだ俺！？)
そんなことを思いながらAも下に降りていき、そのまま風呂場へ直行してシャワーを浴び始めた。
Aがシャワーを浴びている間、昴は朝ごはんの準備をしていた。
(さっきの……半ば冗談で言ったんだが、今思うと本当にあの時Aが起きなかったらキスしてしまおうかとも思っていた……)
Aとキスしたのは、この前のトロピカルランドでのお化け屋敷の時以来。
あれはハプニングで起きたことなので、実際には会った当初に2回くらい。
あの後昴(赤井)はAがこちらに気持ちが向くまで、ちゃんと好きでいてくれるまでは待つと決めていた。
だけど日に日にAへの気持ちは高まるばかり。
しかも一緒に暮らしているのだから、
(正直、Aは俺の事をどう思ってるのだろうか……)
昴(赤井)はそんなことを考えつつ、着々と朝ごはんを作り終えていった。
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シオン(プロフ) - 今度は夢主が襲われる〜〜:(；ﾞﾟ'ωﾟ'):ナンシーさんまさかあれするの？ (2021年11月14日 16時) (
レス) @page38 id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - くろっきーさん» あーそっちだった。キットの話しが多すぎでごちゃ混ぜになってた。あれ？瞬間移動のやつって確か寺井さんも手伝ってたマジックじゃなかったっかな？電光掲示版のを使ってた。 (2021年10月25日 7時) (レス) id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
くろっきー(プロフ) - シオンさん» ヘリを使うのはその前の空中歩行の話ですね。瞬間移動のではありません。 (2021年10月24日 22時) (レス) id: 9455fb49c9 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - あの瞬間移動の話しは確かキットが確かヘリでしてなかったけ？ (2021年10月22日 16時) (レス) @page22 id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
くろっきー(プロフ) - ナミさん» リクエストありがとうございます！天国へのカウントダウンは1番最初の方に(Part1)に話をいれておりますので、そちらをご覧下さい(*^^*)天空の難破船はまだどこに入れるかは未定ですが、今後の話の参考にさせて頂きますね！ (2021年10月9日 20時) (レス) id: 9455fb49c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くろっきー | 作成日時：2021年10月1日 15時
