vol.149 ページ4
『ん、おいしい』
「そうか、その前有希子さんに煮魚も教わったんだ」
『そうなんだ、このポテトサラダも黒胡椒がピリッときいてて美味しいよ！』
箸をすすめていって、気づけばあっという間に完食。
おかわりをするくらい美味しかった。
晩御飯を赤井さんが作ってくれた時は、洗い物は俺がする。
そんな暗黙のルールみたいな感じで洗い物をちゃっちゃと済ませた。
洗い物済ませた後は風呂に入って寝るだけというのが最近のルーティンになってきていた。
明日も早いので、風呂から上がり髪を乾かすとそのままベッドへ直行し眠ってしまった。
翌日は昨日ほどではないがお客さんの入りが良く、また回転率も高くなっていたので結構忙しくしていた。
イベントはまだ5日もある。
明日の休みを除けば、4日だ。
ここで指名を沢山取れば、今月のNo.1も狙えるとオーナーも言ってくれた。
指名No.1になったら臨時のボーナスもあると。
その為にもいつも以上に仕事に取り組んでいた。
✱✱
『ただいまー』
閉店までいて、閉店作業までやって帰ってきたので今日は22時超えしてしまった。
でも大変だけど、辛くはない。
それだけやりがいのある仕事だと俺は思った。
「おかえり、今日は遅かったな」
夜遅くの帰宅だったため、出迎えは赤井さんだった。
こんな遅くになるのははじめてだったから、連絡しとくべきだったかな。
『うん、今日は閉店作業までやってから帰ってきたからね』
「何も連絡ないのは流石に心配する。何かあったんじゃないかと思ってしまうよ」
『ん、今度から遅くなる時は連絡する』
「あぁ、そうしてくれ。ごはんはどうする？」
『軽く食べる。何かある？』
「味噌汁は作ってるが……おにぎり作ろうか？」
『そしたらおねがい』
赤井さんにおにぎりと味噌汁を用意してもらうことになった。
味噌汁はインスタントのやつ。
赤井さんがおにぎり握っているんだけど、慣れない手つきで作っているからか形がなんともいびつだった。
「あまりおにぎり作らないんでな……どうも苦手でね」
『綺麗ににぎれるやり方教えるよ』
俺は少なめにご飯をとり、それを握っていく。
手におさまるぐらいの大きさで握っていき、綺麗な三角のおにぎりが出来上がった。
『これはもう経験もあるかもしれないけど、あんまり多めには取らないんだ。こうすると握ったときに三角を作りやすいんだよね』
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シオン(プロフ) - 今度は夢主が襲われる〜〜:(；ﾞﾟ'ωﾟ'):ナンシーさんまさかあれするの？ (2021年11月14日 16時) (
レス) @page38 id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - くろっきーさん» あーそっちだった。キットの話しが多すぎでごちゃ混ぜになってた。あれ？瞬間移動のやつって確か寺井さんも手伝ってたマジックじゃなかったっかな？電光掲示版のを使ってた。 (2021年10月25日 7時) (レス) id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
くろっきー(プロフ) - シオンさん» ヘリを使うのはその前の空中歩行の話ですね。瞬間移動のではありません。 (2021年10月24日 22時) (レス) id: 9455fb49c9 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - あの瞬間移動の話しは確かキットが確かヘリでしてなかったけ？ (2021年10月22日 16時) (レス) @page22 id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
くろっきー(プロフ) - ナミさん» リクエストありがとうございます！天国へのカウントダウンは1番最初の方に(Part1)に話をいれておりますので、そちらをご覧下さい(*^^*)天空の難破船はまだどこに入れるかは未定ですが、今後の話の参考にさせて頂きますね！ (2021年10月9日 20時) (レス) id: 9455fb49c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くろっきー | 作成日時：2021年10月1日 15時
