vol.174 怪盗キッドの瞬間移動魔術 ページ29
「コナンくん、Aさん！ダメじゃないですか、はぐれて！」
『ゴメン、人混みの流れに巻き込まれちゃって』
「う、うん！」
群衆はキッドコールで賑わっていて、今か今かとキッドの登場を待ちわびていた。
「もう盗ったと言わんばかりの盛り上がりだな……
まぁ、この名探偵 毛利小五郎が直々に指示して警備体制を敷けば……あんな泥棒の1人や2人……」
「オジサンみたいなのを井の中の蛙って言うのよ！！」
(井の中の……蛙……？)
園子ちゃんの言葉にコナンくんがなにか引っかかったみたいな表情をしていた。
そしてさっき言いそびれたことを言うため、コナンくんに話しかけようとしゃがもうとしていたら襟元に何かついていることに気づいた。
……これは、盗聴器か？
ってことは俺のにも……
俺の襟元を触っていると、俺にも盗聴器らしきものがついていることに気づいた。
『コナンくん……』
「何？Aさん」
スマホを取り出して、メモアプリで
“キッドに襟元に盗聴器仕掛けられてる”
“因みに俺の襟元にも仕掛けられてる”
と打ち込んでこれをコナンくんに見せた。
コナンくんもスマホのメモアプリを開き、
“うん、そうじゃないかと思った”
と打ち返してきた。
そうしていたら、園子ちゃんが持っていた携帯テレビから昨夜のキッドの瞬間移動のシーンのVTRが流れていた。
そしてコナンくんも俺と同じところに気づいたみたいで、再びメモアプリに打ち込んでいった。
“Aさんも気づいた？”
“うん、この広告のやつだよね？”
“それじゃ本当に合っているか確認しに行こうよ”
“了解”
蘭ちゃんと園子ちゃんが今日はどこにテレポートするんだろう？って話してたら、
「ボク知ってるよ！今夜キッドがテレポートする場所！ね、Aさん！」
「Aさんもわかったんですか！？」
『ま、まぁ……』
「で、どこどこ？どこなのよガキンチョ！」
「さっき園子ちゃんが言ってたじゃない！あのヘリコプターのどれかだよ！」
「ウソ……」
え、なに言ってんの？コナンくん……
と思ったけど、これキッドを油断させるためのやつか。
.
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シオン(プロフ) - 今度は夢主が襲われる〜〜:(；ﾞﾟ'ωﾟ'):ナンシーさんまさかあれするの？ (2021年11月14日 16時) (
レス) @page38 id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - くろっきーさん» あーそっちだった。キットの話しが多すぎでごちゃ混ぜになってた。あれ？瞬間移動のやつって確か寺井さんも手伝ってたマジックじゃなかったっかな？電光掲示版のを使ってた。 (2021年10月25日 7時) (レス) id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
くろっきー(プロフ) - シオンさん» ヘリを使うのはその前の空中歩行の話ですね。瞬間移動のではありません。 (2021年10月24日 22時) (レス) id: 9455fb49c9 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - あの瞬間移動の話しは確かキットが確かヘリでしてなかったけ？ (2021年10月22日 16時) (レス) @page22 id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
くろっきー(プロフ) - ナミさん» リクエストありがとうございます！天国へのカウントダウンは1番最初の方に(Part1)に話をいれておりますので、そちらをご覧下さい(*^^*)天空の難破船はまだどこに入れるかは未定ですが、今後の話の参考にさせて頂きますね！ (2021年10月9日 20時) (レス) id: 9455fb49c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くろっきー | 作成日時：2021年10月1日 15時
