vol.172 怪盗キッドの瞬間移動魔術 ページ27
俺はコナンくんの横まで移動し、しゃがんで声をかけた。
『どう思う？コナンくん』
「……奴は昨夜も屋上に表す直前にカードを放っている。落ちてきたのが現れる5、6秒前だから多分撃ったのはその少し前。それを誰も見てないってことは、キッドはあの展示台のところで姿を消してから約10秒で地上に離れたことになるけど……」
『普通10秒じゃ瞬間移動したあのビルの屋上に行くのは不可能だよな』
「うん、その時間だと群衆の中を掻き分けてあのビルの下へ行くのが精一杯なはず……しかも奴は立て続けにカードを3枚放ってる……ビルの中に入ったり、なにかに隠れてたりしてたらそんなこと出来ないからね……」
『カード放つくらいだったら仲間にも手伝ってもらうことも可能だけど、それだと誰かにどちらかの姿は見られてるはず……』
「姿を現したまま、誰にも気付かれずに短時間であの屋上に移動するなんて事……可能なのかな？」
『そのことなんだけどさ……一つ気になったんだけど……』
俺がコナンくんに話そうとしたら。
「おーい！キッドは観客が欲しいってよ！！みんなで入っちまおうぜ！！」
群衆の中から網の中に入ろうと提案した物が叫んでいた。
そしてその言葉を聞いた群衆は警察の警備を押し切り、次々へと網の中へと走っていっていた。
群衆の波に押され、俺らも網の中へと入らされてしまい、いつの間にかコナンくん達とはぐれてしまった。
『クソッ……はぐれてしまったじゃねぇか』
多分先程の声の主はキッド本人に間違いないだろう。
こうでもして観客を集めていかないと、マジックは成り立たないと。
人混みの中からコナンくんたちを探していきながら、スマホのワンセグを開くとテレビ中継が再開されていた。
そしてなんとかコナンくんは見つけることが出来、声を掛けようとしたら後ろから銃を突きつけられていた。
「よォ……この前の探偵のお兄さんじゃありませんか……」
『その声……お前キッドだな』
「ご名答。どうせ
「Aさーん！どこだー？！」
銃を突きつけられたままコナンくんのところにまで来た。
『コナンくん』
「あ、Aさ…」
「よォ……名探偵……動くなよ？」
(か、怪盗キッド！？)
.
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シオン(プロフ) - 今度は夢主が襲われる〜〜:(；ﾞﾟ'ωﾟ'):ナンシーさんまさかあれするの？ (2021年11月14日 16時) (
レス) @page38 id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - くろっきーさん» あーそっちだった。キットの話しが多すぎでごちゃ混ぜになってた。あれ？瞬間移動のやつって確か寺井さんも手伝ってたマジックじゃなかったっかな？電光掲示版のを使ってた。 (2021年10月25日 7時) (レス) id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
くろっきー(プロフ) - シオンさん» ヘリを使うのはその前の空中歩行の話ですね。瞬間移動のではありません。 (2021年10月24日 22時) (レス) id: 9455fb49c9 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - あの瞬間移動の話しは確かキットが確かヘリでしてなかったけ？ (2021年10月22日 16時) (レス) @page22 id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
くろっきー(プロフ) - ナミさん» リクエストありがとうございます！天国へのカウントダウンは1番最初の方に(Part1)に話をいれておりますので、そちらをご覧下さい(*^^*)天空の難破船はまだどこに入れるかは未定ですが、今後の話の参考にさせて頂きますね！ (2021年10月9日 20時) (レス) id: 9455fb49c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くろっきー | 作成日時：2021年10月1日 15時
