vol.161 ページ16
「Aさん、怪盗キッド様が来るんだったら一緒に見に行きませんか？」
『え、俺？』
そうだな……最近バイトとかばっかだったし……
あの時はまじまじとキッドを見てなかったからな……
気分転換にはいいか。
俺は園子ちゃんにその時は宜しく、とお願いしてポアロを出て帰宅した。
そして2日後、新聞の朝刊を見ると次郎吉さんがキッドに挑戦状となる文面を載せていた。
錦座４丁目の交差点中央で【
「ホォー、怪盗キッドですか」
昴さんは朝刊を見ていた俺に覗き込み、朝刊の文面を見てそう呟いた。
『うん、なんか最近園子ちゃんが鈴木次郎吉相談役がキッドのことで具合悪かったらしくて……これを見る限りなにか妙案でも思い浮かんだろうな』
「Aは行くんですか？今日の夜」
『今日明日はバイトないし、園子ちゃんにも誘われてるから行こうかなと思ってるけど……昴さんも行く？』
多分昴さんはそういうの興味ないって言ってたし、何より哀ちゃんが行かないんだったら来ないんだろうなぁと思いつつも一応誘ってみた。
だけど、やっぱり行かないって。
それもそうだな。
後で話は聞かせてくださいね、と言ってきたので、全く興味がない訳では無いみたい。
ただ哀ちゃんの護衛をするのがここにいる目的だから、それで行かないって言っただけだ。
その後は朝食を済ませ、家事とかをこなしていき、先に買い物を済ませようとスーパーへと向かっていった。
夜出かける、と言っても昴さんの晩御飯を作らないという選択肢はない。
昴さんはそこまで気を使わなくてもいいと言ってくれているが、休みの日くらい俺が作ってあげたい。
『このぐらいでいっか……』
2、3日分の食糧を買い、工藤邸に帰宅すると昴さんは書斎でパソコンと向き合っていた。
話し声が聞こえたので、どうやら誰かと電話していたらしい。
昴さんの声のままだけど、口調は赤井さんだったからジェイムズさんかな。
昴さんの邪魔しちゃマズイと思って、声はかけずに昼ご飯の準備に取り掛かった。
お昼は久しぶりにパスタにしよう、と安売りだったパスタの麺を取り出し、大きな鍋に水と塩を入れて沸騰するまで待った。
その間に具材を切り分けていった。
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シオン(プロフ) - 今度は夢主が襲われる〜〜:(；ﾞﾟ'ωﾟ'):ナンシーさんまさかあれするの？ (2021年11月14日 16時) (
レス) @page38 id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - くろっきーさん» あーそっちだった。キットの話しが多すぎでごちゃ混ぜになってた。あれ？瞬間移動のやつって確か寺井さんも手伝ってたマジックじゃなかったっかな？電光掲示版のを使ってた。 (2021年10月25日 7時) (レス) id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
くろっきー(プロフ) - シオンさん» ヘリを使うのはその前の空中歩行の話ですね。瞬間移動のではありません。 (2021年10月24日 22時) (レス) id: 9455fb49c9 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - あの瞬間移動の話しは確かキットが確かヘリでしてなかったけ？ (2021年10月22日 16時) (レス) @page22 id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
くろっきー(プロフ) - ナミさん» リクエストありがとうございます！天国へのカウントダウンは1番最初の方に(Part1)に話をいれておりますので、そちらをご覧下さい(*^^*)天空の難破船はまだどこに入れるかは未定ですが、今後の話の参考にさせて頂きますね！ (2021年10月9日 20時) (レス) id: 9455fb49c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くろっきー | 作成日時：2021年10月1日 15時
