トリップしたら大学院生の弟になった件についてPart2【コナン】【男主】

vol.96 世紀末の魔術師 ページ50

デッキには既に鈴木会長、毛利探偵、寒川さんがビールを飲んでいた。
毛利探偵は夏美さん、青蘭さんにこちらへどうぞ！と椅子に座らせた。


毛利探偵、青蘭さんが脚を組んだのを見てめっちゃガン見しとるやんこのエロオヤジ。


毛利探偵にビールをついでもらっているときに、寒川さんの胸の辺りでなにか光る。
それに気づいた青蘭さんは寒川さんに声をかけた。





「寒川さん、そのペンダント……」

「ほう……さすがロマノフ王朝研究家……
よく気づいたな、見るかい？」





あれ？寒川さんあんなものつけていたっけ？？
それに指輪？


寒川さんが青蘭さんにつけていたペンダントを渡すと、青蘭さんは指輪を確認した。





「…………マリア？！
まさかこれはニコライ二世の三女、マリアの指輪？」

「アンタがそう言うんならそーなんだろ？」

「それをどこで！？」





寒川さんはペンダントを受け取ると、首にかけてどこかへ行ってしまった。





「本物ですかね？」

「さぁ……詳しく鑑定してみないと……」



「西野くん！ボールペンが落ちそうだぞ！」

「え……？あ、どうも……」





西野さんは鈴木会長に注意されると、ボールペンをズボンのポケットに深く入れ込んだ。


寒川さんが船内へ戻ると、他の人も寒川さんを警戒するように見ていた。









そしてその夜、寒川さんが何者かに射殺されてしまった。


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途中ではありますがPart3に移ります。

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