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『ブラック！？』
私がそう叫ぶのと、ザマスが弾丸が飛んできた方を見据えたのは、ほぼ同時だった
私は、急なことで椅子に足を引っかけながらも、ブラックの元まで駆け寄る
『大丈夫！？怪我とかしてない！？』
ブ「大丈夫だから、そんな泣きそうな顔をするな」
ブラックは、私に心配をかけさせまいとしてくれたのか、微笑みながら私の頭を、優しく撫でてくれた
私は、彼の体に傷が無い事を確認した後、一気に体の力が抜けて、その場に座り込む
安堵の涙で視界が歪んだ
すると、目の前が急に真っ暗になる
ブラックが、私を抱きしめてくれてるんだ
もっとこうしていたい
そんな私の願いは、すぐに終わってしまった
ブラックは、名残惜しそうにしながら離れる
ブ「邪魔者を排除してくる。すまないが、少し待っててくれないか」
『うん。早くね？』
そう言うと、ブラックは微笑む
その笑顔に、私の胸がうるさく鳴り響いたことは、内緒にしておこう
彼は、私のおでこにキスをした後、行ってきますといい、ザマスと一緒に行ってしまった
私は、両手でおでこを押さえながら、俯く
なーんで、あんな恥ずかしい事をさらっと出来るんだよ！もう！
帰ってきたら、文句言ってやる！
そう思いながら、部屋の中へ入ろうとした
けど、ちらりと視界に入る例の崖が、それをさせてくれない
『なんだろう？』
私はただ、それを見つめる事しか出来なかった
彼らの帰還を待ち続けながら、数十分ぐらいが経過した
遠くの方で、ブラックの綺麗な薔薇色の気と、敵の黄色い気が見える
ハラハラしながら待っていると、後ろから、誰かが私の肩を叩いた
『え？』
振り返るも、誰もない
ゆ、幽霊的なやつ？
怖いなと思いながら、１人で震えていると、今度は声が聞こえた
ちょいちょい、いつまでそこにいるの？
『いつまでって、２人が帰って来るまで』
誰もいない空間に、取りあえず返事を返す
はたから見たら変な人だろうけど、今ここには、私と声の主しかいないだろうから、まあいいよね
・・・そっか。でもさ、取りあえずここから出ないとやばいよ？
『え、何で？』
前、見てみ
言われるがまま、私は、ブラックたちが戦っている方を眺めた
すると、何かが近づいてくるのがわかる
あれは？
ほら、ブラックの野郎がぶっ飛ばされて来たよ！こりゃ、完全にぶつかるね！
『ええええ！？』
私は、あんぐり開いた口を、閉じることができなかった
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匿名希望 - 続きが気になります (3月31日 23時) (
レス) @page38 id: a169a42957 (このIDを非表示/違反報告)
ミノ(プロフ) - めっちゃ続き気になる〜♡頑張ってください！ (10月30日 14時) (レス) @page38 id: 7c3ba8c0b7 (このIDを非表示/違反報告)
Kさん - めちゃくちゃきゅんきゅんする！！続き欲しいです (7月2日 19時) (レス) @page38 id: 91d89c4fce (このIDを非表示/違反報告)
Kさん - めちゃくちゃきゅんきゅんする！！続き欲しいです (7月2日 19時) (レス) @page38 id: 91d89c4fce (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - おはようございます、 コメント失礼します、続きがになります。 (2022年12月2日 8時) (レス) @page38 id: 4f358e8e67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぐーちゃん | 作成日時：2017年3月18日 2時
