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9.2 ページ24

ブ「それより、人間0計画もそろそろ大詰めだな」



ブラックは、もう1回咳ばらいをした後、ゆっくりとそう言った

人間0計画

それは、文字通り人間を撲滅させる計画である

なんとも安直な名前だけど、その狂気と恐ろしさを表現するには、案外良いネーミングなのかもしれない

でも、もうちょっとかっこよくて厨二臭い名前でもよかったんじゃないかね

まあ、いいけどさ

この人間0計画は、現在進行形で行われてて、地球にいるサイヤ人ってやつらを殺せば、完了するらしいんだ

サイヤ人って何だろう?

それについてポケーっと考えていると、ザマスはカップを手に取りながら話した



ザ「ああ。もう少しで、我らの悲願は達成される」

『そしたら、3人でずっと一緒にいれるね!』



ザマスの言葉を聞いた後に、私は元気よく言う

彼らは一瞬、驚いた顔をしていたけど、次の瞬間、笑顔に変わっていた




ブ「そうだな。なまえ、全部終わったら世界を旅してみるか?」

『え、いいの!?』



ブラックの提案に、私は大きな声で叫ぶ

宇宙は広い

私は、そんな世界の中のほんの少ししか、この目で見たことはないんだ

だから、色々と見てみたい

そんなことを、昔、ブラックに言ったんだけど、彼は覚えててくれたみたいだ

私は、嬉しさのあまり、横にいた彼に飛びついた



『ありがとう!ブラック!』

ブ「どういたしまして」



少し顔を赤らめたブラックは、私を抱きしめてくれた

私は、頭を彼の大きな胸板に、ぐりぐりと擦り付ける

すると、くすぐったかったのか、ブラックは笑いながら、やめなさいと言った

私は、はーい、と気の抜ける返事をしながら、彼から離れる

ちゃんと椅子に座りなおした後、ブラックは大きな手で私の頭を撫でてくれた

自然と頬が緩む

そんな私たちを見ていたザマスが、とても不機嫌になってしまったので、私は席を立って、ザマスにも抱き着いた



『ザマスも、一緒に行こうよ!旅行!』

ザ「もちろん、私も行くさ」



ザマスは、そう言いながら微笑む

一緒に来てくれるんだ!

そう思った私は、更に強く抱きしめる

すると、ザマスも抱きしめ返してくれた

しばらくそのままにしていると、ブラックが、そろそろ休もうと言う

私とザマスは、彼の言葉に賛同した後、紅茶を飲み干し、席を立った

いや、立とうとした

私とザマスの間を、何かがかすめる

一瞬の事だったが、私には見えた

1つの弾丸が、ブラックのイヤリングを撃ち抜いたのである

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匿名希望 - 続きが気になります (3月31日 23時) (レス) @page38 id: a169a42957 (このIDを非表示/違反報告)
ミノ(プロフ) - めっちゃ続き気になる〜♡頑張ってください! (10月30日 14時) (レス) @page38 id: 7c3ba8c0b7 (このIDを非表示/違反報告)
Kさん - めちゃくちゃきゅんきゅんする!!続き欲しいです (7月2日 19時) (レス) @page38 id: 91d89c4fce (このIDを非表示/違反報告)
Kさん - めちゃくちゃきゅんきゅんする!!続き欲しいです (7月2日 19時) (レス) @page38 id: 91d89c4fce (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - おはようございます、 コメント失礼します、続きがになります。 (2022年12月2日 8時) (レス) @page38 id: 4f358e8e67 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぐーちゃん | 作成日時:2017年3月18日 2時

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