9.6 ページ28
亀ハウスからブルマん家に着いた頃、ちょうどベジータも精神と時の部屋から帰ってきていた
ブルマの家に着くまでに、上空からドカーン!ってでっかい音がなってたけど、あれは、ベジータが精神と時の部屋をぶっ壊した音らしい
ベジータが別に詫びるような素振りもなく話すので、ピッコロはかんかんに怒っていた
まあ、デンデやポポがどうにかしてくれると思うけどな!たぶん!
けど、ピッコロの説教なんて全く聞いていないベジータは、オラに話しかける
ベ「魔封派は、どうにかなりそうなのか?」
悟「ああ!亀仙人のじっちゃんに教えてもらったからな!」
そう答えるとがみがみしていたピッコロは、急にいつもの冷静さを取り戻し、オラの方を見て笑う
オラもピッコロを見て笑い返すと、研究室から出てきたブルマが、オラたちに向かって叫んだ
ブ「準備できたわ!2人も、すぐ行けるわよね?」
ブルマの言葉に、オラたち2人は深く頷く
2人ってのは、オラとベジータの事だ
オラたち2人、ブルマやピッコロ、そして小さいトランクスたちは、タイムマシンの前に集まる
これで、3回目だ
3度目の正直となるのか、2度あることは3度あるのか、どうなるのかは分からねぇけど
今度こそ、今度こそは、救うんだ
いや、救わなきゃなんねぇ
深く深呼吸をする
ふと、亀仙人のじっちゃんの言葉を思い返した
「怒りや焦りに囚われちゃダメ」
その後、昔なまえが言っていた言葉を思い出す
「冷静になれ」
オラは、この言葉を心の中で何度も繰り返し、心に刻む
そして、大きな声で、よし!と言った
オラの言葉を合図に、3人はタイムマシンへ乗り込む
すると、オラがずっと黙っていて心配だったのか、ブルマがオラの顔を覗き込みながら言った
ブ「大丈夫よ、孫君。きっと、なまえも未来も救う事が出来るわ!」
悟「・・・ああ、ありがとな」
ブルマに笑いながら返すと、彼女も笑う
その後、ブルマは、ベジータの背中をベチーン!と叩いて、あんないけ好かない奴、ぼこぼこにしてやって!と叫んでいた
ベジータは、ちょっと痛そうにしながらも、当然だ!と意気込む
そして、オラたちは、皆の声援を後に、未来へと旅立った
見慣れたくはない風景が、目の前に広がる
そして、それと同時に広がったのは、地に片足を伏せるトランクスと、それを嘲笑うブラックとザマスだった
本当の地獄は、ここから始まる
けど、それは案外すぐ、終焉を迎えたんだ
235人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
匿名希望 - 続きが気になります (3月31日 23時) (レス) @page38 id: a169a42957 (このIDを非表示/違反報告)
ミノ(プロフ) - めっちゃ続き気になる〜♡頑張ってください! (10月30日 14時) (レス) @page38 id: 7c3ba8c0b7 (このIDを非表示/違反報告)
Kさん - めちゃくちゃきゅんきゅんする!!続き欲しいです (7月2日 19時) (レス) @page38 id: 91d89c4fce (このIDを非表示/違反報告)
Kさん - めちゃくちゃきゅんきゅんする!!続き欲しいです (7月2日 19時) (レス) @page38 id: 91d89c4fce (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - おはようございます、 コメント失礼します、続きがになります。 (2022年12月2日 8時) (レス) @page38 id: 4f358e8e67 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぐーちゃん | 作成日時:2017年3月18日 2時