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オラは勢いに任せて、片手でザマスの首を消し飛ばした
中々にグロッキーな絵面ではあるが、ムカつくんだからしょうがない
普通の生命なら、首を落とせば大抵死ぬ
だが、ザマスが不死身であることを忘れてはいけない
次の瞬間には、ザマスの首は元通りになっていた
どうしたら、どうしたらザマスを倒せる
葛藤していたためか、背後から近づくブラックに気付かず、拳を貰い、ビルに投げ飛ばされた
くっそ
悔しみながら、耳をオラを殴った奴にむける
すると、2人の楽しそうな声が聞こえた
ザ「最早、孫悟空など敵ではないな」
ブ「無論だ。強さも頭も、そして、思い出さえ、奴を凌駕する」
ブラックの笑い声が、暗い天に木霊した
強さと頭は置いておいて、思い出って何のことだ?
何か嫌な予感を感じつつ、オラは鈍い体を動かし、ベジータの元へと向かう
トランクスの、大丈夫ですか?という質問に返答をしながら、ブラックを見据えた
すると、2人は軽く鼻で笑い、オラたちを指さす
ブ「我々は、我々の願いを成し遂げる!」
ザ「そう、人間0計画を!」
人間0計画
安直なネーミングだが、その恐怖を物語るには、ちょうどいい名前だろう
驚いているオラたちを見て笑うブラックは、その計画の内容を軽く話した
ブ「我々は、数多の人間を殺してきた。そして、今度は宇宙で最も醜い、地球人を滅ぼす」
その言葉に、オラたちは怒りを覚えた
歯を食いしばる者、手を握り締める者、眉間にしわをよせる者など、その表現の仕方に差はあれど、皆同じく怒っている
そんなオラたちを嘲笑う奴らは、攻撃を仕掛けてきた
ベジータの、来るぞ!という叫び声を筆頭に、オラたちは多くの気弾を浴びせる
だが、ザマスがブラックの楯となり、攻撃を与えられない
オラが舌打ちをするとほぼ同時に、ブラックは気を高めた
ブ「卑しいサイヤ人ども、人間0計画のために、あだ花と散れ!」
ブラックは、相変わらず強い
それに加えて、不死身のザマスが、オラたちの邪魔をしてくるから、どうしても有利に立つことが出来ない
戦いながらも悩んでいると、ベジータとトランクスは、ブラックの手によって投げ飛ばされていた
オラが、2人の名前を叫んだあと、一瞬の隙をつかれ、ザマスの攻撃を受けてしまう
気が付くと、後ろには壁、目の前にはザマスがいた
そしてそいつは、嫌な笑顔で言う
ザ「貴方の体を手に入れたザマスが、何をしたか知りたくありませんか?」
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匿名希望 - 続きが気になります (3月31日 23時) (レス) @page38 id: a169a42957 (このIDを非表示/違反報告)
ミノ(プロフ) - めっちゃ続き気になる〜♡頑張ってください! (10月30日 14時) (レス) @page38 id: 7c3ba8c0b7 (このIDを非表示/違反報告)
Kさん - めちゃくちゃきゅんきゅんする!!続き欲しいです (7月2日 19時) (レス) @page38 id: 91d89c4fce (このIDを非表示/違反報告)
Kさん - めちゃくちゃきゅんきゅんする!!続き欲しいです (7月2日 19時) (レス) @page38 id: 91d89c4fce (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - おはようございます、 コメント失礼します、続きがになります。 (2022年12月2日 8時) (レス) @page38 id: 4f358e8e67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぐーちゃん | 作成日時:2017年3月18日 2時